The Dragon Scroll

Be just and fear not.

2008-01-01から1年間の記事一覧

先へ行けなくなってしまった自分のこと。

この文章をドンが読むか、分からない。 しかし、僕はこの文章をドンのためだけに書く。 誰か、たった一人のために、ブログを書くなんて初めてのことだ。 ドンは、僕が、尊敬して止まない、最高のXPerです。 僕は、今の会社に入って良かったと思えることが3つ…

RubyKaigiで印象に残ったシーン

RubyKaigiで印象に残ったシーンがある。 それは、一日目のLTで、最初に発表された方のトークスでの 一コマである。 この方のトークスの主旨は二つあった。 優秀な開発者と初心者とでは、2:8で優秀な開発者が少ない。 しかし、成果は、8:2で、優秀な開発者多…

SOA導入のアプローチ

SOA

DOA+という、DOAコミュニティの分科会に参加してきた。 今日は、とあるベンダさんのSOAへの取り組みについて取り上げる 回らしく、ベンダさん自らSOAを語っていた。 ちょうど、最近、SOAがからむ案件の当事者になっているため、 これは渡りに船とばかりに、…

本当にRubyKaigiに行ったんだろうか。

昨日はRubyKaigiに行ってきた。 RubyKaigiも、つくばも初めてだった。 いやー、とにかく凄い刺激を受けてきましたよ! という言葉が湧いてこない。 実に何も腹に残っていない。 昨日、本当に私はRubyKaigiに行ったんだろうかと。 いや、確かに行った。基調講…

新規事業企画のキックオフ。

会社の新規事業企画がスタートした。 新規事業のコンサルをお呼びして、フレームワークに 則って、企画を練り上げていく。参加者は有志。 でも、単なる勉強会ではなくて、会社の一施策という 位置づけでやる。 これから長くて半年間、割とみっちりとやってい…

残業しているとなんとなく偉いという都市伝説。

「残業していない人は仕事をしていない。」 「残業している人が、偉い。」 という議論は、くだらなくて、死にそうになります。 こんなエントリを残して、はてなのDBサーバの中で1KB消費してしまうこと、 このエントリが目にとまって、読んだときに失われたあ…

要求開発LTでデスマを連呼してきた。

要求開発アライアンスの定例会でLTをしてきました。 いつもは、何かしら濃いテーマで、2時間むっつりと講話形式の定例が 開催されているのですが、今回は、ライトニングトークス。 8名が発表しました。 要求開発にまつわる、提案であったり、思いであったり…

やろうとしていることが、オモロいかどうか。

今日は、チームラボの人との交流会があった。 そもそもは会社の仲間が、ラボの方とつながりがあって、実現した交流会で、 僕はお誘いを受けて、何は置いても参加させてもらった。 チームラボといえば、受付にあるファミコンでしょう。 確か、WebDBで読んだ気…

無事、生まれましたね。

オープンソースSNS「SKIP」がリリースされた。 http://www.openskip.org/2008/06/snsskip.html ドキュメントが結構充実している。 ここまで来るのに、さぞ、労力を費やされたことだろう。 このオープンソースに関わった、すべての開発者に 畏敬の念をあわし…

モノには、意味と形が備わっている。

DB

モノには、意味と形が備わっている。 例えば、「商品マスタ」というモノには、「商品マスタ」という 名前が付いている。これが、そのモノを表す形。 一方、意味も持っている。 Aというシステムで扱う、「商品マスタ」と Bというシステムで扱う、「商品マスタ…

まだどこにも行けてないんじゃないのか。

今年3つめのプロジェクトに入った。 客先に常駐して、端末を開く。 ログインして、メーラとブラウザをほぼ同時に開く。 メールを読み終わった頃に、朝会をして、午前中に一度打ち合わせをする…。 なんとなく、同じことを繰り返しているような気がする。 もち…

飲んで呑まれろ、TAMACHI.LT!

5月9日、田町の某鳥一代で、飲みながらトークスを開催しました。 田町でやるから、TAMACHI.LTです。 内容は、飲みながら、ひたすらライトニングトークスをやるというもの。 AgileNightという、気軽に(飲みながら)Agileを語る会の 一イベントでやらせてもら…

社内SNSが持つ二つの可能性。

僕は、社内SNSなんて、会社という村社会の中に、さらに 壁を作ってできた、町内会くらいに思っていた。 僕は、社内SNSという存在について、酷く懐疑的だった。 会社という世界の中で、僕らはどんな手段で互いにコミュケーション しているだろうか。 メール?…

僕らは、こんな高い山を登ろうとしていたのか。

SI

他の人が書いた、記事に対してはあまりトラックバックしないのだけど、 このエントリに対しては、ひとことふたこと書きたくて仕方なくなった。 エベレストを登る話。 2008-05-16 - 岡村日記 お金を出すから、この山を登ってきて欲しいと言われる。 遠めから…

今年こそ、RubyKaigiに参加する。必ず。

今年もRubyKaigiの開催が近づいてきた。 チケットの購入情報が更新されています。 日本 Ruby 会議 2008 - 参加方法 昨年は参加できなかった。 チケットの発売当日に、Loppi端末に走ったが、既に完売していた。 おそらく、30分くらいで、完売したのではないだ…

変わるまで、あきらめない。

永和祭りに行って来ました。 会場は、ジュンク堂池袋店の喫茶エリア。えらい縦長でした。 内容は、『受託開発の極意』を軸として、id:HappymanOkajimaさん、id:kakutaniさん、id:amapyonさんによるトークセッション。 薄暗い会場は人が大勢押し寄せて、ちょ…

Database as a Service.

「自分たちが得意とするモノをサービスとして提供します。」 がSaaSやHaaSの思想である。 システム屋がこれまで培ってきたノウハウや得意分野を サービスとして売るイノベーション。例えば、データベースに特化した、DaaS[Database as a Service] というのも…

ソフトウェア開発のジレンマからの解放。

システムは、企業の競争力に直結するものと、そうでないものとに 分類することができる。 例えば、旅行業者にとって、旅行の予約サイトの利便性、 機能性は、競合他社に対する強みとなるだろう。 配送を営む会社にとって、物流管理システムは、ミッションク…

ソフトウェアの解放。

ソフトウェアの開発は金がかかる。 それなりのモノを得るためには、それなりの費用と期間が 必要になる。 モノを動かすためのハードウェアを新たに用意するとなると、 さらにコストがかさむ。 しかも初期費用だけで済まない。 ソフトもハードも保守費用を払…

SIerがシステムではなくサービスを提供するとき。

顧客にとってすれば、システム自体には価値が無い。 システムが動いてこそ、 動いて自分たちにサービスや機能を提供してこそ、 提供して自分たちの業務が効率良く回ってこそ、 (あるいはサービスによって生活が利便になってこそ) 価値がある。 システムは…

この本、確かにオモロイよ。

『ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学 (光文社新書)』を読んだ。ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学 (光文社新書)作者: 岡嶋裕史出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/03メディア: 新書購入: 5人 クリック: 220回この商品を含む…

システムを創る目的を取り戻すために、この仕事をしているのか。システムを創る目的を果たすために、この仕事をしているのか。

SI

ソフトウェアを開発する、システムを構築する目的というのは 何だろうか。 それは、会社や業界が掲げるものではなくて、開発や構築を生業としている 人たち自身が持つ、目的のこと。 納期やコストや品質の基準をクリアすることは、それ自体は 最終的な目的で…

良く考えるまでもなく。

良く考えると、もはや正気の沙汰とはいえないかもしれない。 何のために、わざわざ、自費で大阪まで行くんだ、と。 何のための苦労なんだ、それは。 私もそう思う。 狂気です。 でも、逆に、私からしたら、そんなエンジニアが好きだ。 狂気を持ったエンジニ…

今、この時点、いや、この瞬間の、あなたの時間は、もう二度と取り戻すことなんてできないんだ。

誰かが、「大阪にも社内カンファレンスがあったらいいな」と 社内SNSのブログに書いた。そしたら、僕は、こだまの中でプレゼンに魂を込めながら、 大阪に向かっていた。 もちろん、大阪で社内カンファレンスを開くためのキックオフをするために。こんなん、…

諸君、私は、スコット・アンブラーが好きだ。

諸君、私は、DBが好きだ。 諸君、私は、DBが好きだ。 諸君、私は、DBが大好きだ。 どのくらい好きかは、以下で略。 諸君 私はDBが好きだ - papandaDiary - Be just and fear not. スコット・アンブラーの『データベース・リファクタリング』を読み終えた。デ…

ないわー祭りとか、ないわー。

というか、発表する予定やった俺のLTは、どうしたらええねん。http://d.hatena.ne.jp/itengineer/20080407

あなたに、変化をもたらす本。

『受託開発の極意―変化はあなたから始まる。現場から学ぶ実践手法 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)』という本が、私にもたらしたものは、 単なるノウハウや知識ではなく、勇気だった。 私には、『受託開発の極意』というタイトルよりも、 副題の『変化はあなた…

197Xに参加しませんでした。

そのころ、仕事で会社に居たわけで。 さあ、俺のLTどうしてくれよう。

要件定義が失敗する理由。

最近、要件定義の仕事をしているので、要件定義系の本を良く読む。 たいがい、「要件定義は難しい。」という。 その理由として、以下のようなことをあげる。 −要求は言葉で正確に表現することはできない。 −要求はすべて伝えることができない。 −要求は変化…

ずっとサムゲタン食べてました。

3月末から4月にかけて、割りと忙しい日々を送っていた。 その間隙を縫って、社内のもんじゃらーと、月島に もんじゃを食べに行ったり、 id:tagui99と田町にサムゲタン食べに行ったり、 社内の仲間と田町にサムゲタン食べに行ったり。 id:tagui99は、熱い男だ…