The Dragon Scroll

Be just and fear not.

2013-01-01から1年間の記事一覧

「越境する開発」と「境界なき現場を、行け」

2つのお話をしました。「越境する開発」と「境界なき現場を、行け」の2話です。 越境する開発 from toshihiro ichitani 境界なき現場を行け from toshihiro ichitani どちらも「リーン開発の現場」から最も届けたい言葉を元に作っています。「越境する開発…

モメごとになる前に、モメごと本を読んでおこう。

なぜ、システム開発は必ずモメるのか? 49のトラブルから学ぶプロジェクト管理術 作者: 細川義洋 出版社/メーカー: 日本実業出版社 発売日: 2013/09/27 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (4件) を見る 献本頂きました。なぜシステム開…

現場はどこだ? 現場は、今、ここだ。

このエントリーはDevLOVE Advent Calendar 2013 「現場」の9日目の記事になります。 自己紹介 改めまして市谷といいます。ソフトウェアの受託開発の仕事をしています。 現場はどこだ? 現場は、今、ここだ。 「このWBSを更新してあすの進捗会議に届けなけれ…

リーン開発の現場に、いたる道。

「各自頑張ってください。」 やや照れくさそうに、トークの最後はその言葉で締められた。10月28日にサイバーエージェントさんをお借りして開催した「リーン開発の現場」の出版イベントでのことだ。最後の言葉がしばらく耳に残った。その言葉を頼りに自分の記…

ダラスからの帰り道、Lean from the Trenchesを日本に届けようと思った。

目の前にいる彼の口調は若干、いや、相当早かった。時おり顔全体を笑顔でゆるませて、早口に語りかけるのであった。私は、彼の語る「自分たちの現場の物語」に、引きこまれた。彼の名前は、ヘンリックといった。 2012年の夏に開催されたAgile2012のヘンリッ…

時を超えた共に開発する者への思い。

2009年ごろ、所属していた海外沿いのSIerにて、社内の組織を超えた繋がりを作る目的で、社内イベントを開催していた。この開催の後に、自分が残してたエントリを覗いてみて驚いた。 このイベントに込めた思いが、この会社が続く限り、 生きていて欲しいと願…

アジャイル開発の優しい教科書

わかりやすいアジャイル開発の教科書を読みました。この本の著者の皆さんは関西の方で、いずれの方ともコミュニティにて繋がった方々でした。前川さんには、私が企画した東京の方のイベントでお話を頂いたり、細谷さんとも同じくイベントや本作りでお世話に…

ソフトウェア開発の現場パターン -アジャイル型開発におけるプラクティス活用事例調査-

Agile2012に行って帰ってきて、結果として3つのことをやろうと思った。最初から考えていたわけではなく、今から考えると、3つあったんだということ。1つは、Agile2012のように活動家たちが集まれる場を作ること。これは、UltimateAgilistTokyoというカタチに…

LeanCanvasとエリアの関連性から企画書を見る。

既にサービスの企画書があって、ソフトウェアとして何を作るべきかを考える状況でも、LeanCanvasが使える(LeanCanvasの詳細についてはこちらをどうぞ)。企画書の内容をLeanCanvasの各エリアに書き出していって、空欄のままになっているエリアや、内容が不足…

橋頭堡の中から、ユーザーストーリーマッピング。

私が今の会社に入ってすぐに始めた活動に、ソフトウェア開発の入口を揃えるというものがあった。開発の入口を揃えるとは、どういうことかというとお客様と開発会社がソフトウェア開発を始めるときの認識や状況を整えましょうということ。たいてい、必要なソ…