The Dragon Scroll

Be just and fear not.

思い

私個人のミッションは、3人の方にお礼を言うことです。〜DevLOVE関西2009MIRAI〜

9月26日、西中島南方のクロノスさんの会議室をお借りして、DevLOVEを開催します。 DevLOVE関西2009MIRAI 〜開発の明日について話し合おう!〜 関西でこういうイベントを開催できることを感慨深く思っています。 東京に来て、3年半。大阪にいた頃は、コミュニ…

1年経った今も、自分にとって大切な一冊に変わりなかった。

酒を飲んでいると、先輩が一冊の本を取り出した*1。とても気に入られたようで、その本を、 後輩たちに、回し読みさせているという。ご本人も、この本の著者の、他の本にも手を広げるという。 私は、その本を1年ぶりに手を取って、頁を捲ってみた。次の日、自…

会社にビジョンは必要か?

会社にビジョンは必要か? 先週の金曜日に有志で集まって、そんな話をした。ここで集まった有志というのが人数の多さもさること ながらメンツが凄かった。社内でも尖がってる人たち*1がそこにいた。 普段なら、こういう熱い場にきそうも無い人もいる。彼らを…

この場を作ったら、何か生まれるのではないか、何か残せるのではないかという期待。

3月、3イベントの運営をする中で、"何のために"勉強会なり、イベントなり、コミュニティなりの運営 をするのか、考えたことがあります。開催のコスト(主に時間)がやや大きくなっていました。何よりも 開催者側に回ると、もっともそのイベントを味わいたい人…

デスマになってしまったプロジェクトを乗り越える、 唯一の手段。

いつの間にか、気がついたら、デスマーチの先頭を切って、行進してました。 という話が本当にあるから、怖いですね。 今回のデスマも、相当、デスマ度の高いデスマだが、 いままでのデスマとは異なる点がある。 仕事をしていて、楽しい。 え、それ、本当にデ…

最後に言った、「Yes You Can」。

社内版デブサミの恒例となった、飲みながらトークスで、 トリを務めた、ドン*1の、トークが、一番、心に響いた。 ドンのことを、敬してやまないけれども、ドンのLTで、 泣きそうになったのは、これがはじめてかもしれない。 最後に言った、「Yes You Can」。…

このイベントに込めた思いが、この会社が続く限り、 生きていて欲しいと願う。

1月30日、社内版デブサミの第3回目を開催しました。第1回 その光景を目の当たりにして、私はとにかく泣きたかった。 - papandaDiary - Be just and fear not. 第2回 僕は、そんな光景に、世界が変わろうとしているのを感じた。 - papandaDiary - Be just and…

僕たちは、その場に、DevLOVE(デブラブ)という名前をつけた。

イベントや、セミナーに参加していて、虚しい思いをしたことがある。 参加セミナーが、意に反して、製品宣伝セミナーだったとき。 数時間を費やしたが、何も響くものが得られなかったとき。 高尚な、ありがたそうな話を聞くことができた。 −だけど、この話は…

より現場に近い野戦病院でありたい。

会社やコミュニティを超えて、 現場と現場を繋ぎたいという思いを込めて、「Bridge」。 「DevLOVE2008Bridge」という場を作ろうと思い立ったのは、 この業界が変わるわけがないと、言う人はまだいるだろうか。 - papandaDiary - Be just and fear not.で 書…

コミュニティは、野戦病院なんだと思う。

僕たちの仕事はなかなか生易しいものではない。 日常的にトラブルとの戦いを強いられる。そのトラブルの発生元は 様々で、自分が招いたものもあれば、他人が招いたものもある。 何かと戦っている感覚に捉われる時がある。得てして、人の作り出す 思い込みや…

裏コンセプトは、結婚式

今年に入って、すぐに、 田町で、開発者のイベントを開催したいと思った。 名前は、TamachiKaigi。 でも、そのときは、形にすることができなかった。 まだ、そのときじゃなかったんだろうなぁ。 TamachiKaigiという名前にはならなかったけど 今日17日、これ…

アジャイルプラクティスは2回、奇跡を起こす。

東京に出てきて、初めて参加したXP祭り2006。 そもそも、私は、XPというのは、開発者の自己満足だと思っていた。 開発を楽しいものとしたいのは分かる。そうありたいと思う。 しかし、それだけでは何か置き去りにしてはいないかと感じていた。 最初、XP祭り2…

人生では、後から考えて、あれは、そういう ことだったのか、あれが契機だったのかと思うことがある。 私にとっては、7月のとある日のことが、それだった。

人生では、後から考えて、あれは、そういう ことだったのか、あれが契機だったのかと思うことがある。 私にとっては、7月のとある日のことが、それだった。 今までの社内外の活動では出会うことがなかった 二人の方と、一度に会って話をする機会が生まれた。…

7月が終わった。

7月が終わった。 7月を終えて、出来上がったGoogleカレンダーを眺めてみると 実に色んなことが書かれていることに気づく。 社外のイベントや勉強会、交流などを数えてみると13あった。 社内の活動は、9。 書いたLT、6。 7月は私にとって、特別な月だった。 2…

「ソフトウェア開発には、もっと愛が必要だ。」

EMZという、エンジニア向けのフリーペーパーが発行されました。 こちらのサイトから、中身を見ることができます。 http://www.manaslink.com/emzero_vol_0.html 平鍋御大も紹介していますね。 EM ZERO 創刊 ~ エンジニアの魂にふれるフリーペーパー:An Agi…

会社に図書館があってもいいじゃないか。

とあることがきっかけで、会社に図書館を作ることになった。 図書館といえばこちら。図書館内乱作者: 有川浩出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/09/11メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 138回この商品を含むブログ (425件) を見るちなみに、…

先へ行けなくなってしまった自分のこと。

この文章をドンが読むか、分からない。 しかし、僕はこの文章をドンのためだけに書く。 誰か、たった一人のために、ブログを書くなんて初めてのことだ。 ドンは、僕が、尊敬して止まない、最高のXPerです。 僕は、今の会社に入って良かったと思えることが3つ…

RubyKaigiで印象に残ったシーン

RubyKaigiで印象に残ったシーンがある。 それは、一日目のLTで、最初に発表された方のトークスでの 一コマである。 この方のトークスの主旨は二つあった。 優秀な開発者と初心者とでは、2:8で優秀な開発者が少ない。 しかし、成果は、8:2で、優秀な開発者多…

良く考えるまでもなく。

良く考えると、もはや正気の沙汰とはいえないかもしれない。 何のために、わざわざ、自費で大阪まで行くんだ、と。 何のための苦労なんだ、それは。 私もそう思う。 狂気です。 でも、逆に、私からしたら、そんなエンジニアが好きだ。 狂気を持ったエンジニ…

今、この時点、いや、この瞬間の、あなたの時間は、もう二度と取り戻すことなんてできないんだ。

誰かが、「大阪にも社内カンファレンスがあったらいいな」と 社内SNSのブログに書いた。そしたら、僕は、こだまの中でプレゼンに魂を込めながら、 大阪に向かっていた。 もちろん、大阪で社内カンファレンスを開くためのキックオフをするために。こんなん、…

あなたに、変化をもたらす本。

『受託開発の極意―変化はあなたから始まる。現場から学ぶ実践手法 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)』という本が、私にもたらしたものは、 単なるノウハウや知識ではなく、勇気だった。 私には、『受託開発の極意』というタイトルよりも、 副題の『変化はあなた…

僕は、そんな光景に、世界が変わろうとしているのを感じた。

第二回社内カンファレンスの懇親会での光景が、僕にとっては 象徴的だった。 懇親会の会場も、本編と同じく、社内の大部屋を そのまま使用した。 飲食物は社員食堂から取り寄せて、立食形式の懇親会に した。 だから最初は、みんな思い思いに立ちながら飲ん…

また、ここから次のレールを引けばいい。

第一回社内版デブサミから半年、3月14日第二回を開催した。 第二回を終え、感じたものは、第一回目のときと、異なっていた。 その光景を目の当たりにして、私はとにかく泣きたかった。 - papandaDiary - Be just and fear not. 開催後の次の日の朝、僕は、こ…

このイベントが、そんなトリガーになっていたら、幸せだなぁ 〜XPJUGユーザ会#20〜

3/7、XPJUGユーザ会イベント#20を開催致しました。 今回は、箱崎ではなく、新宿小田急サザンタワー。 私は、初めて訪れる会場でした。 そうでなくても、迷子属性を持っているため、 デブサミのときの記憶、迷子になって、平鍋さんのセッションに 遅刻したと…

とはいうものの、SIerの方が、大きな契約を作りたがるよね。

いきなりエベレストの登頂を目標にするのはやめよう。 - papandaDiary - Be just and fear not.を踏まえて。 とはいうものの、SIerの方が、大きな契約を作りたがるよね。 例えば1年から2年という、長い期間、それなりの数のエンジニアを食わすことが できる…

そのエンジニアが、明日から違う目をしていたら、最高じゃないですか。

初回デブサミのことを思い出した。 初回は、確か青山だったと思う。 今みたいに複数のセッションが同時に走るスタイルは、初回から始まっている。 でも、セッションを部屋で区切るんではなくて、布切れで仕切っていたんじゃ なかったかな。 今の雅叙園のよう…

世界を変えるのは他の誰かではない。世界を変えるのは自分自身だ。

世界、世界というが、さまざまな見方がある。 それはチームであったり、組織であったり、業界であったり。 自分ひとりだけの世界も、世界の一つ。 この「世界を変えよう」と言ったときに、僕はこの 業界を変えたいという思いがある。 変えようと思い続ける気…

Not on Rails.

他人が作ったレールの上を走るなんて、ごめんだ。 僕は、僕のレールを作る。 その上を走っていく。そのレールが、誰かのレールと繋がっていると、楽しいな。

何の花か、僕にはさっぱり分からなかったが、花は咲き誇っていた。

31日は、本稼動前の待機で、徹夜だった。 バッチが一通り流れた後、客先のオフィスで、机に突っ伏す感じで僕は仮眠を取った。 ふと目が覚めると、上半身に何かが掛かっているのが分かった。 誰かが、ひざ掛けか何かをかけてくれたらしい。お客さま側のプロマ…

良いチームの遺伝子は、生き続ける。

良いチームといえるたった一つの条件は、 「このチームでまた仕事がしたい。」と思えるかどうかだと思う。 良いチームは良いプラクティスを自分たちで作り出し、自分たちで改善を行う。 しかし、チームはいずれ解散する。プロジェクトやミッションの終了とと…