The Dragon Scroll

Be just and fear not.

2009-01-01から1年間の記事一覧

チームの未来地図を描こう。

4月に入って、新たなミッションの元、チームを組んだ。 このチームの、キックオフミーティングのために資料を作っていて、ふとこの本に書かれていたことを 思い出した。ソフトウェア開発を成功させるチームビルディング 5人のチームを上手に導く現場リーダー…

社内で企画物を開催するときの切り札

MetaConのキックオフミーティングで、こんな問いかけがあった。 "社内勉強会を開催するためにはどうしたらいいか。上司の理解得られず、開催できない。" そういえば、社内で勉強会を開催するにあたり、今所属する組織で、"積極的な否定"というのは 受けたこ…

GAE4Java始まったな。

GAEでとうとうJavaが利用できるようになったというので、試してみた。 http://code.google.com/intl/ja/appengine/docs/java/gettingstarted/introduction.html ところがGAEにアプリをアップロードするときにエラーが発生する(appcfg.cmdでも同じだった)。…

"度合い"が、お互いの刺激になる。−勉強会カンファレンスのキックオフに参加してきました。

metaconというコミュニティで、勉強会カンファレンスというイベントが企画されていると知り、そのMTGに参加してきました。 Google グループ このイベントのターゲット層は、主に"勉強会を開催する人々"ということでした。コンセプトや内容は、まだ 白紙の状…

この場を作ったら、何か生まれるのではないか、何か残せるのではないかという期待。

3月、3イベントの運営をする中で、"何のために"勉強会なり、イベントなり、コミュニティなりの運営 をするのか、考えたことがあります。開催のコスト(主に時間)がやや大きくなっていました。何よりも 開催者側に回ると、もっともそのイベントを味わいたい人…

私は、そのことを信じる。人が学び、強くなっていけることを。−XPJUG24th 陰の巻

3月27日、第24回XPJUGユーザ会をTIS竹芝ビルで開催しました。 現実として受け入れるからこそ、行動を変えることができる。−XPJUG24th 陽の巻 - papandaDiary - Be just and fear not. 前回、陽の巻の感想を書いたので、今回は陰の巻。 角谷さんを竹芝に迎え…

XPJUG24thを企画した動機−陽の巻、陰の巻

陰の巻の感想を書く前に。 今回、24回目のXPJUGユーザ会で、この企画を鉄の意志で推進した理由について。 もちろん、純粋にXPJUGの方々に向けて、24回目のユーザ会を送り届けたかった、という思いがあります。アジャイルな見積りと計画づくりを読み終えたと…

現実として受け入れるからこそ、行動を変えることができる。−XPJUG24th 陽の巻

3月27日に、第24回XPJUGユーザ会をTIS竹芝ビルで開催しました。 テーマは、"アジャイルな見積りと計画づくり"。 前半1時間で、安井さん、角谷さんによる講演。 後半1時間は、実際にプランニングポーカーをやってみる、というワークショップでした。 個人的に…

DevLOVE『社内勉強会のつくり方』事例発表資料

DevLOVE 社内勉強会のつくり方で事例発表された方の資料をSlideShareでまとめました。 http://www.slideshare.net/event/devlove/slideshows さて、次のDevLOVEですが、読書会を企画する予定です。 題材は、こちら。アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あ…

一緒に仕事をする人と、いい仕事がしたい。だから、社内勉強会を開催する。

3月25日に、DevLOVEイベント社内勉強会のつくり方をTIS竹芝ビルで開催しました。 テーマが、"(社内)勉強会"だったからでしょうか。たくさんの方にご参加頂きました。 参加者のみなさん、事例発表をお願いしたみなさん、ありがとうございました。 イベントの…

プロジェクトチームに期限はあるが、人々のつながりに期限は無い。

3月18日に、PFP#11がTIS竹芝ビルにて開催されました。 微力ながら、開催のお手伝いを致しました。 というか、自分は運営スタッフなんだと思う。 イベントの構成は、前半1時間で、あまのりょーさんに事例発表頂き、 後半1時間で、天野勝さんにワークショップ…

第24回 XPユーザ会イベントのお知らせ

3月27日、XPユーザ会イベントを開催します。 - 24回目のXPユーザ会、テーマは『アジャイルな見積りと計画づくり』です。アジャイルな見積りと計画づくり〜価値あるソフトウェアを育てる概念と技法〜 Mike Cohn(著)安井 力(翻訳)角谷 信太郎(翻訳) http…

DevLOVEイベント「社内勉強会のつくり方」を開催します

この度、DevLOVEコミュニティで、『社内勉強会のつくり方』と題して、 勉強会を開催致します。ご興味のある方、ぜひ、ご参加下さい。↓参加申し込みはこちらから http://spreadsheets.google.com/viewform?hl=ja&formkey=cEtPNEYzZVo2R2hES3JNcklYMVdkSGc6MA …

DevLOVEコミュニティサイト

DevLOVEコミュニティはMLの他に、下記サイトを開設しています。http://sites.google.com/site/devloveofficial/このサイト、場所だけ用意して、放置していたのですが、 id:libkazz、さらにid:bash0C7が整理してくれました。 ありがとう!ありがとう!

雲、分散

クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった作者: 野村総合研究所城田真琴出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/02/06メディア: 単行本購入: 23人 クリック: 367回この商品を含むブログ (85件) を見るCloudの本が、雨後の筍のように、書店で…

開発の現場に必要なのは、"アジャイルっぽい開発"ではない。

1年近く携わってきたプロジェクトが、そのシステムの カットオーバーを待たずして、終了する、その喪失感と 言ったら、どれほどのものか。空虚。 しかし、開発側以上に、顧客の方の思い、その思いの深さをこそ 推して図るべしだろう。 "ちょっとした規模"の…

計画に対する別の考え方を顧客に説明する必要がある。それは、容易なことではない。この本が、我々の手元に届く前ならば。

「えっと今日は、進捗報告のために、WBSを更新しなきゃ。」 作業がこと細かく書かれた、そのWBSを更新するために、 毎週1日は、徹夜する必要がある。そのWBSの長大さを紙に 収めることは不可能。印刷物として、顧客に提示することは できない。 こと細かく、…

そんなエンジニア、きっとたくさんいますよ。

そろそろデブサミ2009の感想を書こうと思ったが、なかなか 思いが浮かんでこない。それはそうだ。 今年のデブサミは、仕事の都合で、一日目のコミュニティLTに参加 しただけで、他のセッションを一つも聴講できなかった。 私には他の参加者が書いた感想ブロ…

DevLOVEコミュニティLT in デブサミ2009

コミュニティLTでDevLOVEのLTをしてきました。DevLOVE@デブサミView more presentations from papanda. (tags: devsumi2009devsumiデブ...)デブサミの感想は改めて。コミュニティML http://groups.google.co.jp/group/devlove-link

DevLOVEなイベントを案内するメーリングリスト、はじめました。

DevLOVEコミュニティのイベントを案内するための メーリングリストを作りました。 http://groups.google.co.jp/group/devlove-link これまで、まともな連絡手段が無かったため、 今後は、このMLを活用する予定です。 DevLOVEは、特定のジャンル、勢力にとら…

規模×要件から考える開発手法

開発の規模と、要件の特性から、それにあう 開発の方法を考えてみる。 規模の「大きい」、「大きくはない」の境目は だいたい、100人月くらいと考える。 100人月を超えると、大きい、 30人月から40人月くらいなら、大きくはない、 とする。 横軸は、要件が変…

一足早く、目黒雅叙園に行ってきました。

一足早く、目黒雅叙園に行ってきました。 明日のデブサミに出展するコミュニティブースの準備です。 昼間のお仕事が、戦争の最中にあり、朝からの準備が不可能な ため、前日に行ってきました。 準備といっても、コミュニティ案内の紙を置いてくる 簡単なお仕…

過剰管理の処方箋 自然にみんながやる気!になる

CCPMの岸良さん、リーダーシップやモチベーションに関する 良書を書かれている金井教授による共著ということで、 楽しみにしていた一冊です。過剰管理の処方箋 自然にみんながやる気!になる作者: 金井壽宏,岸良裕司出版社/メーカー: かんき出版発売日: 2009/…

コミュニケーションで爆発しないための3つのステップ

世の中には様々な人がいるもので、コミュニケーションにおいて 怒りにまかせて爆発してしまうということは、よくある話かもしれない。 相手に爆発する前に、自分の中で、安全に爆破処理を行うための ステップを3つにまとめてみた。 (1)相手を基本的には好き…

変化に全くついていけない、滝の開発

SI

いよいよ、最後の一月を残して、デスマに陥った設計フェーズを 終える。終わる、というよりは、終わらせる方が表現としては 的確。まだ、山場はある。 開発のスタイルは、これでもか、というくらい、ウォーターフォール。 設計フェーズだけで、数ヶ月、相当…

"ソフトウェア開発"の本はアジャイル開発の本だった。

Head Firstソフトウェア開発 ―頭とからだで覚えるソフトウェア開発の基本作者: Dan Pilone,Russ Miles,木下哲也(監訳),有限会社福龍興業出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2009/01/22メディア: 大型本購入: 3人 クリック: 31回この商品を含むブロ…

顧客対応のベストプラクティスは存在するのか。

SI

お客様とのやりとりで、困ることが少なくない。 進捗報告の粒度や、仕様変更やリスクに対する考え方、 プロジェクトの舵取りについて、意見が異なることは 普通にある。 こちらの言い分を主張したところ、容易には事は進まない。 しかし、こちらも、正論を言…

ITエンジニア必携!顧客対応の掟と極意153

ITエンジニア必携!顧客対応の掟と極意153作者: 本園明史出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2008/11/06メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 73回この商品を含むブログ (5件) を見る これは画期的な本。 今までにないテーマを扱っている。 顧客…

Head Firstソフトウェア開発 ―頭とからだで覚えるソフトウェア開発の基本

Head Firstソフトウェア開発 ―頭とからだで覚えるソフトウェア開発の基本作者: Dan Pilone,Russ Miles,木下哲也(監訳),有限会社福龍興業出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2009/01/22メディア: 大型本購入: 3人 クリック: 31回この商品を含むブロ…

デスマになってしまったプロジェクトを乗り越える、 唯一の手段。

いつの間にか、気がついたら、デスマーチの先頭を切って、行進してました。 という話が本当にあるから、怖いですね。 今回のデスマも、相当、デスマ度の高いデスマだが、 いままでのデスマとは異なる点がある。 仕事をしていて、楽しい。 え、それ、本当にデ…