The Dragon Scroll

Be just and fear not.

やっぱり、Javaが好き。

忙しい中でも、やはり自分のやりたいことをする時間は確保したい。
そのためであれば、どんなに他の日が苦しくても、頑張る。
というわけで、無理矢理こじあけた感じの、確保した時間で
セミナーに行ってきました(1月24日)。


Seasar2.4が実現する、HotDeployに関するセミナーです。
講師は、総帥(?)ひがやすをさんです。
Seaser2.4、HotDeployの話は、去年もエントリしています。
SeasarConference2006Autumn - papandaDiary - Be just and fear not.
今回のセミナーも、その時と同様、デモ中心でした。
「3分で作れるWebアプリケーション」を目の前で、披露されると
やはり、刺激的です。
しかも、質問が随時飛び交う、講師と受ける側との距離が短い
BOF的なセミナーでした。


よく言われる、「Javaの生産性より10倍生産性が高い、Ruby on Rails
という説について、ひがさんは、その原因の一端として、
デプロイにかかる手間を上げられていた。
デプロイの必要性から、スクリプト言語ほどの、さくさくとした
開発ができない。
では、スクリプト言語であれば、常にストレスフリーな開発が
できるかというと、そうではない。


Javaにはタイプセーフな言語がもたらす恩恵がある。
コンパイル時に、単純なコーティングミスを検出してくれるという
ごく当たり前だが、実は大切なこと。
インタプリタ言語は、実際に動かしてみないと、単純なミスも
事前に見つけることはできない。
(ミスを絶対しない人間がいるとすれば、その人は、スクリプト言語
 使えばよいと言う話は、逆説的で面白いですね)


スクリプト言語のように、ソースを書いて直ぐに試せるような
開発、それを実現するHotDeploy。
ClassLoderを毎回作り直して、ソースの変更を検知する。
さらに、必要なライブラリだけをデプロイする、オンデマンドデプロイ。
改めて、革新的だと思いましたね。


私が、Seaserに肩入れしたいのは、SuperAgileと呼ばれる、Seaser独自の
開発手法だけでなく、EasyEnterpriseと呼ばれる、EJB3等の標準仕様に
基づいた開発もできるという点です。
標準をサポートしているというのは、安心感があります。
実際の案件では、標準にこだわる顧客もいるはずです。
そこをフォローしているのは大きいと思います。


今回は、カンファレンスの時以上に、濃い話が聞けて、
とても刺激的でした。
もう少し、Seasarを使い込んで、レポートしたいと思います。
その時間を確保するのが、また戦いなわけですが。