ソフトウェア開発たかだか300人月。いよいよ残り96人月。
株式会社エナジャイルの社名を株式会社レッドジャーニーに変更しました。
6月1日から、レッドジャーニーという社名で活動を行っています。会社サイトはこちら。
会社の名前を変えるのって、相当パワーが要ります。登記はもちろん、得意先に当然ご連絡する必要がありますし、関係各位にも同じように必要です。口座の名義も変わります。そうした連絡も、各社に必要となります。ドメインがかわるので、メールアドレスも変わる。こうしてサイトも変わる。各種サービスのアカウント名も変更したり、自身のSNS上も変えていく必要がある。...手間かかります。
こちらだけの話ではなくて、もちろん相手方のほうでも、事務処理が必要になり、お手間を増やすことになります。そうまでしてやる? 間違いなく、社名変更なんてやらずに済むなら、その方が良いでしょう。
それでも今回、社名を変えようと決めたのは、節目を自分で作り出すためでした。自分の会社名だけに元の名前エナジャイルにも愛着があるのですが、それでも、これからさきの新たな旅をはじめるにあたり、スタートラインを擬似的に作り出した方良いと考えました。
これから先に込めた決意。それは、決してこれまでの延長線ではない。それを何よりも自分自身と、近くにいる仲間に伝えるために。
私は50歳という年齢を自分の次の節目として捉えています。そこまでの距離はあと8年。たった8年です。昔よく話していた「ソフトウェア開発たかだか300人月」(1人分の時間でソフトウェア作りしていくなら、せいぜい25年くらいが現役の時間になる)が、いよいよあと96人月しかないというわけです。
もうとっくに折り返していますね。あと3分の1の行程しかない。こう考えると、自分の時間をどう使うのかという判断は慎重かつ丁寧にもなるわけです。このジャーニーは、ひょっとしたら私の最後の旅になるかもしれない。
良きエンディングに向けて、旅を始めよう。