問いかけを得るジャーニーに出よう。
2月7日の発刊以来、お陰様で書籍「カイゼン・ジャーニー」は多くの方の手に取って頂いているようです。圧倒的感謝です。
カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
- 作者: 市谷聡啓,新井剛
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2018/02/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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カイゼン・ジャーニー絡みを中心に、まとまってイベントを開催することになったので、御案内。
コミュニティDevLOVEとしては久々に集中的に行います。3/10のベタープログラマの回で、実に214回目となります。2008年6月21日に発足したDevLOVEも今年で丸10年。まだ、欠番であけている記念回201回目を10年記念で開催しようと思っています。
企画はまだゼロで、これからの仕込みになります。関わっていただける方はぜひ、TwitterやFacebookなどで絡んで頂けると嬉しい限りです。
2/27 カイゼン・ジャーニー / 仮説キャンバスでプロダクトの仮説を立ててみよう。
実は書籍特典に仮説キャンバスのフォーマットダウンロードがあるのですが観測範囲でダウンロードしている方をみかけないので、これはハンズオンをやった方が良いかもしれないと、企画しました。書籍の読み方的な話も交える予定です。共著者の新井さんと臨みます。
3/02 DevLOVE10年記念イベント「俺たちはどう生きるのか?」
先日デブサミのおっかさんだった岩切さんとサシでお酒を飲んでいて、生きるとは何かというデカイ話になり、大いに話し込んだのでした。岩切さんはちょうど、RSGTで「大義」の話をされたそうで、これはおっかさん、大義をテーマに一つ現状を確認しましょうやと、DevLOVEの開催に至りました。
3/10 「ベタープログラマ」 ☓ ソフトウェアエンジニアの心得
昨年の暮れ頃、ギルドワークスの取締役の増田さんから「おい、ベタープログラマを読んだか」とmentionされて、読みますわいと、読んでみて、想像以上の高揚感を得ました。特に14章がやばい。正しいものを正しくつくりたいか?という問いかけ。これはわしらの章でしょうと。翻訳者の柴田さんとは直接的な面識が無かったのですが(皆さんもそうだと思うけど、書籍はたくさん読んでた!)、即効で連絡を取らせて頂き、快く引き受けて頂きました。
3/12 カイゼン・ジャーニー発刊イベント@大阪
大阪でも、ありがたいことに発刊イベントをやらせていただきます。発刊から1ヶ月経過しているので、一方的に著者が話すのではなくて、質問や感想もお寄せ頂けるのかしら。
3/15 ジュンク堂池袋 カイゼン・ジャーニートークイベント
ジュンク堂池袋といえば、トークイベント。カイゼン・ジャーニーで務めさせていただきます。リーン開発の現場では確か開催していないので私としては初です。この頃になると読まれている方が多くなっているはずなので、書籍に書いていることを越えた内容に踏み込もうじゃないかと、新井さんと話しています。あと、せっかくなのでゲストも招いて、カイゼン・ジャーニーであげている様々な問題やテーマについて改めて論じたいと思います。
ところで、2/15のデブサミでは、カイゼン・ジャーニーの根底にある「越境のサイクル」をテーマに話をさせていただきました。
越境のサイクルは、「立ち返りの問い」が起点になるわけですが、デブサミでもお話したとおり、自分ひとりの力でこれが得られるかどうかは分からない。作中では、石神さんに不意に問いかけられて、物語が駆動していくわけですが、どんな問いが自分にとって立ち返るものになるかは、狙えるものでもありません。
だったら、問いかけを得られる機会をつくれば良いじゃないか、と。今回のDevLOVEではそれぞれ用意して頂きました。岩切さんの回は「君たちはどう生きるか?」、柴田さんには「ソフトウェアエンジニアとして何を心がけていますか」。参加される皆さんにとって、ご自身の物語が駆動するきっかけとなりますように。