The Dragon Scroll

Be just and fear not.

プログラムなんてどうでもよい?

きちんとデータ構造を定義することが、大事で、それをアレコレ、出し入れする
業務アプリケーションのプログラムなんて、極論どうでもいいのかも。


もちろん、データだけあればいいというわけでもない。データは、加工されて、
いい感じで表示してくれる画面や帳票があって、初めて活用される。
その意味で、加工プログラムやUIは必要である。
しかし、データベースは、プログラムが無くとも存在可能であり(アクセス可能であり)
それを利用するプログラムをまた用意してあげれば良いだけだが、
データを利用する側のプログラムは、それ単体では存在意義はない。
当たり前のことだ。業務⇒データ⇒プログラムの順で考える。


業務パッケージの肝となるのも、ソフトウェアじゃない。
パッケージが定義しているデータ構造が、いかに業務にFitするかという
ことではないだろうか。その次に、機能がどうだこうだという話が始めて
できる。カスタマイズは、ソフトウェア上の小手先だと失敗する。
データ構造そのものを、考えてあげる必要がある。


お客さんの投資対象はソフトウェアである。
しかし、最も重要なのはデータ構造であり、そこに蓄積されていくデータなのだ。
プログラムではない。