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見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み

見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み

見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み

発刊から、少し古くなってしましましたが、まだ書店で平積みに
されていることもある、書籍です。
見える化」は非常に大きなテーマですね。この書籍は、「見える化」の
入り口にあたる書籍と言えそうです。


見える化の発信は、世界を代表する自動車メーカ様が有名ですね。
私は、3年ほど前に、こちらの書籍で学ばせてもらいました。

トヨタ生産方式――脱規模の経営をめざして

トヨタ生産方式――脱規模の経営をめざして

とても有名ですね。私の大切な書籍の一つです。
見える化-強い企業をつくる「見える」仕組みをこれから読まれるエンジニアは、是非
トヨタ生産方式――脱規模の経営をめざしてもどうぞ。


さて、こちらの著者の方は、「現場力を鍛える」という書籍でも
有名ですね(私はまだ読んでいませんが)。
著者の方がおっしゃるには、「現場力とは、自立的問題解決能力」
だということです。


キーワードは、「問題」。
問題とは何か?
あるべき姿と現状との差というのが、良く言われますね。
ここでは、以下のように定義されています。


あるべき姿 ⇔ 標準・基準 … あるべき姿との乖離。
標準・基準 ⇔ 現状    … 標準とのギャップ。


一つ目は、あるべき姿との比較のため、「高次元の問題」と言え、
二つ目は、そもそも標準に達していないという、「通常の問題」と
言えるわけです。


見える化」とは、この「問題」をまさに見えるようにするコンセプト。


「見えている」と勘違いしている企業は、以下のようなタイプがある。

  1. 悪い情報が見えていない
  2. 組織として見えていない  … 当事者だけでなく、組織として見えているか?
  3. イムリーに見えていない … タイミングがずれていないか?鮮度は?
  4. 伝聞情報しか見えていない … 事実や一次情報を見えるようにする。


では、これらを「見せる化」するためには、どうすれば良いか?
続きは、本書を購入して読んでみて下さい。