忙中に閑あり。
忙しい日々を過ごしています。
ただ単に忙しいだけであれば、空しくもなりますが、
充実感のある忙しさというのは、転じて、喜びになります。
今はただ、自分の仕事に魂を込める時期と思って、身と心に
鞭を打っています。
東洋思想の言葉に、『六中観(りくちゅうかん)』というものがあります。
- 忙中閑あり
- 苦中楽あり
- 死中活あり
- 壷中天あり
- 意中人あり
- 腹中書あり
「忙中閑あり」というのは、忙しい状況にこそ、閑(一服する時間)が
必要で、そこで取る閑というのが本当の閑である。暇な時に閑はない。
という教えです。
私の場合は、どんなに忙しくても本を読むことです。
本を読むことで、むしろ心にゆとりが生まれるからです。