Seasarを取り巻くモノ。
その他のセッションの感想です。
JBoss jBPMとSeasar2との連携
JBossは、個人的に熱いので、このセッションを選択しました。
講師の方は、日本HPの方ですね。
日本語の活字情報の少ないjBPMについて、詳解され、
とても良かったです。
ただ、最初のセッションを見た後だと、全般的に少々"重く"感じました。
従来どおりの設定ファイルがあり、考慮する点も多く、
あまり"さくさく"とした開発は、イメージできませんでした。
そもそもターゲットとしているのが、ビジネスプロセスを実現する
アプリケーションなので、そこに"さくさく"感を求めるのは
筋違いなのかもしれませんが、既に前のセッションで刷り込みが
発生していたので、引きずってしまいました。
JBossjBPM自体は、本格派で、これからもウォッチしてきたい
OSSですね。
(Seasarとの連携自体にはそれほど魅力を感じませんでした)
Kuina-Dao と Dolteng による Easy Enterprise
特定のモデルの画像がふんだんに使われたプレゼン資料に
ちょっと呆然としました。
私の奥さんも大好きみたいです、エビさま。
さて、私は、Kuina-DaoはS2Daoの後継にあたるモノかと思っていましたが
どうもそうではないようです。
Kuina-DaoとS2Daoではターゲットとしているシステムが違うようです。
Kuinaは、JPAというJavaEEの標準に則ったDAOで、そこが、
安定感につながる。
つまり、安定感を求められる、ミッションクリティカル的なシステムを
ターゲットとしているといえるかもしれませんね。
セッション後の質問のやりとりも含めて、聞いていると、
どうも、KuinaDaoに絶大な魅力を感じることはできなかったの
ですが…。
私が不勉強なだけなのかもしれません。
今後ともウォッチはしていきたいと思いました。
Super Agile Web Development with Seasar2
ひが氏がひたすらデモを行うというセッションでした。
ここで、私が、感心したのは、Doltengです。
前項のAll in Oneを実現するEclipseプラグインなのですが、
まさにRailsを彷彿させる代物です。
2分でWebアプリケーションを構築できるという。
これを、Rubyではなく、Javaで実現するのです。
素晴らしいですね、本当に。
Javaの重い開発。
Eclipseのプラグインを揃える面倒さ。
それらを覆す、画期的なプラグインです。
今後とも、要注意のプロダクトではないでしょうか。
この他にも楽しみなセッションが多数ありました。
後は、セッション資料を見て、楽しみたいと思います。