SeasarConference2006Autumn
本日は、法政大学で開催された、SeasarConferenceに参加して
来ました。
先月から楽しみにしていたイベントの一つです。
http://event.seasar.org/sc2006autumn/
私が、観賞したセッションは次のとおり。
1 Seasar2.4(講師:ひがやすを氏)
2 JBoss jBPMとSeasar2との連携(講師:水野 浩典氏)
3 Kuina-Dao と Dolteng による Easy Enterprise(講師小林 浩一(koichik)氏)
4 Super Agile Web Development with Seasar2(講師:ひがやすを氏)
最初のセッションでは、ひが氏によって、今後のSeasarの方向が
明らかにされました。
それは、
①SuperAgile
Agileの徹底追及。
②EasyEnterprise
やりやすいEnterprise。
の二つの思想です。この二つの考え方、特にAgileを軸に開発を
進められていくようです。
この考え方は、実にバランスが取れていて、共感できました。
開発者としては、やりやすさを求めるため、Agileに志向するが、
ユーザの立場としては、安心感からEnterpriseなJavaの標準を
求めるであろうと。
この二つの時に相反する考え方を兼ね備えることができれば、
今後ともSeasarの未来は確かなものになりそうです。
何より、こちらがわくわくしてきますね。
この二つの考えを具体的には次のように実現されています。
1 All in One
フレームワークの統一。
2 規約重視
Convention over Configuration。
3 開発のしやすさ
スクリプト言語の持つ、直ぐに実行することができるやりやすさ。
この3つの内容って、まさにRailsが備えているモノなんですよね。
Seasar2.4は、JavaでRailsを実現したモノと、言っても
差し支えないのではないでしょうか。
Seasar2.4が一押しする機能、HotDeployは、アプリの稼働中でも
ソースの変更を自動認識するというモノ。
デモで、これを見た時、思わず声を上げそうになりました。
会場はシーンとしていましたが。
これは、凄い。
Seasar2.4は、単なるバージョンアップ等ではないようです。
Javaによる開発に、一つの革命をもたらしたといっても
過言ではない、そのように私は感じました。
非常に価値のあるカンファレンスだったと思います。