The Dragon Scroll

Be just and fear not.

半径5メートルも、自分。

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先日の会社の事業合宿にて、たまには私へのフィードバックをと根堀葉掘り聴くと意外なことがわかった。(相手の方は、夜の1時まで付き合わされて、大変めんどうであったに違いない)

それは「これは違うなとわかった時のインターフェースが、唐突に変わりすぎる」というものだった。 

これは自分では意外すぎた。自分の外面は自分で完璧にコントロールしているつもりだった。どうも、ミーティング中でも私から「これは違いますね」感が漂い始めるらしく、ミーティングの雰囲気が微妙になっていく。 
この「違う」の対象は「考え方」についての場合が、多いように思う。人と人同士、違って当然なのであるが、こと仕事において「正しいものを正しくつくる」だとか「越境」だとかという軸と照らし合わせて「違った」場合、このまま進めていくべきかは大いに考えることになる。
「進め方」が違う場合は、時間をかければ整えられることが多いが、「考え方」の場合は、違ったまま時間を進めても、双方にとって不幸になることが多いと信じている。Howレベルは何とかなるが、Whyレベルで方向性が違うと、上手くいく芽が小さい。
開発の現場というのは、スポーツでのチーム、音楽でのバンドみたいなものだから、方向性が違うと具体的な活動でいちいち不協和音が生じ、えんえんと悩み続けることになる。ということが、もう経験的に身に染み付いてしまっている。だから、Why違いには敏感になる。
一方、自分の軸と照らし合わせる「システム」のようなものが無意識に働いているのは、自身が軸を大事にしている証左で良い反面、やはり気をつけなければならない。
さすがにTPOを弁えるので「これは違うな」と思ったところで、話をぶったぎることは、あまり無い。だが、同席している人を醸し出す微妙な雰囲気でドキドキさせることがあるらしい。これは反省しなければならない。とっくに、自分の外面に責任をもつべき立場と年齢だ。
スポーツ選手はまず自分の体のコントロールを完璧にすることを目指すそうだ(と、武井壮が言ってた)。自分自身のことを自分で認識できていない、自分の意思で制御できないレベルで、果たして目指すべき成果が得られるのか、という。もっともだ。

コミュニティから会社をつくる。コミュニティの人たちで事業をつくる。

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ギルドワークスという会社は、コミュニティで出会い、深耕してきた人たちで作った会社です。具体的には、増田、上野、中村、市谷の4人。なんだかんだ言い合いながら、2年半が経ちました。

一方、RODEMというプロダクトがあります。

ekiworld.net

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デブサミへの帰還。

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デブサミ関西でお話をしてきました。

テーマは、正しいものを正しくつくるです。ギルドワークスという会社を立ち上げて2年半。3年目を終え、4年目に向かうために、一度自分の身をふりかえるにも良い機会になるだろうと、快諾させて頂きました。このエントリーは、発表のふりかえりです。

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なぜ、5回もシンゴジラを観るのか。

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この夏は、シンゴジラを5回みました。

なぜ、5回も同じ映画を見たのか、そしてこれからも見ようとしているのか、正直なところまだ良く分かっていません。観るたびに何かを思う。何かを思いつきそうな限り、足を運ぶんじゃないかと思います。

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超カワイイグルメ系Q&Aアプリ「ペコッター」がよく出来ているペコ

ペコッターがとってもよく出来ていたのでご紹介。

この時期、と言わず、誰かと美味しいお店に行きたいというのは日常的によくありますよね。それなりにおっさんになってきたので、それなりのお店にいきたい。場所はああでこうで、日本酒が美味しくて...なんて言っているとなかなか決められない。

そう、探せるのは探せる。ぐるなびさんや食べログさんがそれはもうたくさんの候補を教えてくれる。しかし、そこから決めるのが実は厄介。ペコッターというアプリを使ってみると、この悩みを上手いこと解決してくれました。

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違いに向き合い続けたことで、前進をしてきた。

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最初は、恐る恐ると慎重に始めたことも、何度も何度も繰り返すうちにだんだんと自分なりの型ができ始めてくる。例えば、アジャイルとよばれる考え方を始めて開発に取り入れ、実践していくときには、とてつもなく頼りのなさを感じることだろう。失敗と感じることもたくさんおきる。

しかし、何度かの失敗、何度となく自分たちの成果と活動をふりかえることで、だんだんとこうすると上手くいきそうだという勘所を宿し始める。さらに積み重ねると、基本形はもはや大きくは変わらず、随所の調整をしていっているような感覚になる。ゆえに、以前よりも迷い、試行錯誤することが減り、全体としての速度は上がっていく。

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