自分たちの仕事に、進化をもたらすために。
社内で要件定義の方法論についての勉強会をほそぼそと開催しています。
会の師範代が相当尖がっている方のため、本当に少数ですが、
楽しい。
自社で開発した方法論を持っているSIerは、いったいどのくらい
いるのだろうか。
かつ、その方法論が、現場で生きたものになっているかというと。
相当絞られるでしょうね。
では、必要ないかというと、そうではない。
そうではないと思っています。
要件定義の勉強会を開催する前後にあたって、
「方法論なんて現場では使えない。」と、よく耳にしました
確かに、一方的に押し付けられるのは、迷惑な話ですね。
しかし、それは方法論に限ったことではないはず。
プラクティスしかり。
ツールしかり。
現場でそのまま使ってうまくいくのは、それはそれで、Happyですが
普通、何かしらの工夫を施すものではないでしょうか。
方法論も同じことで、現場やチームにあわせて、調整して
使えばよい話。
先人の醸成してきた、ノウハウというのは、相当なもので、
生半可な捉え方で、その価値を理解することはできない
と感じてる。
「○○なんて現場では使えない。」という言葉が
実は、現場のエゴになっていて、どうも、いつも
車輪の再開発みたいなことをしている、ではあまりに進歩がない。
先人の研究を受け継ぎ、自分たちの工夫を載せていく、
さらに、それを後進に手渡していく。
自分たちの仕事に、進化をもたらすために必要なこと。