The Dragon Scroll

Be just and fear not.

Agile

霞が関で、サービス開発をアジャイルにやる。

霞が関で、サービス開発をアジャイルにやる。プロジェクトは関係者のそんな期待から始まりました。

デブサミへの帰還。

デブサミ関西でお話をしてきました。 テーマは、正しいものを正しくつくるです。ギルドワークスという会社を立ち上げて2年半。3年目を終え、4年目に向かうために、一度自分の身をふりかえるにも良い機会になるだろうと、快諾させて頂きました。このエントリ…

アジャイルチームを支える会の設立と、アジャイル関連イベントのお知らせ。

アジャイル関連のセミナー・イベントを立て続けにつとめるため、そのご案内です。

「塹壕より、アジャイルプロジェクト運営」と「因果関係図で真の問題を捉えよう!」

塹壕より、アジャイルプロジェクト運営 Regional Scrum Gathering Tokyoで登壇してきました。1日目は、藤原さんと組んで発表しました。 「塹壕より、アジャイルプロジェクト運営」 テーマについての質問をまず掲げて、参加者の皆さんにペアで考えてもらい、…

2014年のデブサミに登壇する話

今年もデブサミの季節がやってきました。私は2月14日に登壇します。 Developers Summit 2014:【14-D-3】越境する開発 ~あの日開発していたサービスの名前を僕たちはまだ知らない~ 前回の登板から4年。現職に就いてから早2年半が経ちました。その間にAgile…

リーン開発の現場に、いたる道。

「各自頑張ってください。」 やや照れくさそうに、トークの最後はその言葉で締められた。10月28日にサイバーエージェントさんをお借りして開催した「リーン開発の現場」の出版イベントでのことだ。最後の言葉がしばらく耳に残った。その言葉を頼りに自分の記…

ダラスからの帰り道、Lean from the Trenchesを日本に届けようと思った。

目の前にいる彼の口調は若干、いや、相当早かった。時おり顔全体を笑顔でゆるませて、早口に語りかけるのであった。私は、彼の語る「自分たちの現場の物語」に、引きこまれた。彼の名前は、ヘンリックといった。 2012年の夏に開催されたAgile2012のヘンリッ…

ソフトウェア開発の現場パターン -アジャイル型開発におけるプラクティス活用事例調査-

Agile2012に行って帰ってきて、結果として3つのことをやろうと思った。最初から考えていたわけではなく、今から考えると、3つあったんだということ。1つは、Agile2012のように活動家たちが集まれる場を作ること。これは、UltimateAgilistTokyoというカタチに…

橋頭堡の中から、ユーザーストーリーマッピング。

私が今の会社に入ってすぐに始めた活動に、ソフトウェア開発の入口を揃えるというものがあった。開発の入口を揃えるとは、どういうことかというとお客様と開発会社がソフトウェア開発を始めるときの認識や状況を整えましょうということ。たいてい、必要なソ…

Your Mind is the Scene of Development.

お客様先で、インセプションデッキを作ろうとして、西村直人さんに「そのままやったら事故るで。」と言われたのは、ちょうど1年前のことだったと思う。西村さんのインセプションデッキ作りを目の当たりにして、そのファシリテーションの難しさと得られる効用…

インセプションデッキで植えつけられた前提をあぶりだす

HangarFlightでの発表でも話したけど、インセプションデッキがあの時あれば…ということに 気づくことがある。例えば、顧客が開発における要求の、優先事項を決めるという話。 何が優先事項となっているかは、顧客が中心となって決める。ところが、顧客がその…

凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア

この本は、アジャイルに関する本です。凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア作者: キース・ソーヤー,金子宣子出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2009/03/06メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 50回こ…

私は、そのことを信じる。人が学び、強くなっていけることを。−XPJUG24th 陰の巻

3月27日、第24回XPJUGユーザ会をTIS竹芝ビルで開催しました。 現実として受け入れるからこそ、行動を変えることができる。−XPJUG24th 陽の巻 - papandaDiary - Be just and fear not. 前回、陽の巻の感想を書いたので、今回は陰の巻。 角谷さんを竹芝に迎え…

XPJUG24thを企画した動機−陽の巻、陰の巻

陰の巻の感想を書く前に。 今回、24回目のXPJUGユーザ会で、この企画を鉄の意志で推進した理由について。 もちろん、純粋にXPJUGの方々に向けて、24回目のユーザ会を送り届けたかった、という思いがあります。アジャイルな見積りと計画づくりを読み終えたと…

現実として受け入れるからこそ、行動を変えることができる。−XPJUG24th 陽の巻

3月27日に、第24回XPJUGユーザ会をTIS竹芝ビルで開催しました。 テーマは、"アジャイルな見積りと計画づくり"。 前半1時間で、安井さん、角谷さんによる講演。 後半1時間は、実際にプランニングポーカーをやってみる、というワークショップでした。 個人的に…

開発の現場に必要なのは、"アジャイルっぽい開発"ではない。

1年近く携わってきたプロジェクトが、そのシステムの カットオーバーを待たずして、終了する、その喪失感と 言ったら、どれほどのものか。空虚。 しかし、開発側以上に、顧客の方の思い、その思いの深さをこそ 推して図るべしだろう。 "ちょっとした規模"の…

計画に対する別の考え方を顧客に説明する必要がある。それは、容易なことではない。この本が、我々の手元に届く前ならば。

「えっと今日は、進捗報告のために、WBSを更新しなきゃ。」 作業がこと細かく書かれた、そのWBSを更新するために、 毎週1日は、徹夜する必要がある。そのWBSの長大さを紙に 収めることは不可能。印刷物として、顧客に提示することは できない。 こと細かく、…

規模×要件から考える開発手法

開発の規模と、要件の特性から、それにあう 開発の方法を考えてみる。 規模の「大きい」、「大きくはない」の境目は だいたい、100人月くらいと考える。 100人月を超えると、大きい、 30人月から40人月くらいなら、大きくはない、 とする。 横軸は、要件が変…

IBMが開催するXP祭りに行ってきた。

IBMがアジャイルアジャイル言い出したので、真意を聞きに行ってきた。 http://www-06.ibm.com/jp/software/rational/events/rsdc/session.html Rational Software Development Conference(以下RSDC)です。 大変な賑わいです。1200人も来てたそうです。 IBMの…

最上流に持ち込むアジャイルプロセス。

システム化企画という、最上流の工程に携わって、早2ヶ月。 残すところ、あと1ヵ月。 このフェーズでは、そもそも業務の、何をシステム化対象としましょう ということを、顧客・開発が一体となって考える。 ソフトウェア開発の「要件定義」の前段階に当たる…

要件定義が失敗する理由。

最近、要件定義の仕事をしているので、要件定義系の本を良く読む。 たいがい、「要件定義は難しい。」という。 その理由として、以下のようなことをあげる。 −要求は言葉で正確に表現することはできない。 −要求はすべて伝えることができない。 −要求は変化…

Lean Software Development(3)〜決定をできるだけ遅らせる。

リーンソフトウエア開発?アジャイル開発を実践する22の方法?作者: メアリー・ポッペンディーク,トム・ポッペンディーク,平鍋健児,高嶋優子,佐野建樹出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2004/07/23メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 98回この商品を含むブロ…

Lean Software Development(2)〜学習効果を高める。

リーンソフトウエア開発?アジャイル開発を実践する22の方法?作者: メアリー・ポッペンディーク,トム・ポッペンディーク,平鍋健児,高嶋優子,佐野建樹出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2004/07/23メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 98回この商品を含むブロ…

Lean Software Development(1)〜ムダを排除する。

リーンソフトウエア開発?アジャイル開発を実践する22の方法?作者: メアリー・ポッペンディーク,トム・ポッペンディーク,平鍋健児,高嶋優子,佐野建樹出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2004/07/23メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 98回この商品を含むブロ…

何のためのアジャイルか。

「滝に打たれて、心はアジャイル」 この言葉がずっと頭から離れていない。 オブラブで平鍋さんがアジャイル開発元年というセッションで使った言葉です。 滝というのは、ウォーターフォールのこと。 アジャイルが良い、アジャイルをやりたいと心では思いなが…

アジャイルDOA。

椿正明氏による、DOA(TH法)の講義を拝聴してきました。 法政大学のエクステンションカレッジが組んだ公開講座で、 全十二回です。 第一回目は、分析・設計方法論の骨格と題して、この長い連続講義の サマリを説明したものでした。 以下、その講義を受けた感…

アジャイルの4つの価値

アジャイルマニュフェストが定義する有名な4つの価値。 http://www.agilemanifesto.org/ Individuals and interactions over processes and tools Working software over comprehensive documentation Customer collaboration over contract negotiation Re…

XP祭り

日本XPユーザグループ主催、XP祭りに行って参りました。お初です。 新小岩駅から歩いて行ったのですが、案の定、道に迷いました。 地元の方に聞き込みしながら、なんとか会場近くの疎水まで 辿りつき、ちょっと一休み。 今日は、かなり暑かったですね。…