The Dragon Scroll

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2014年のデブサミに登壇する話

http://instagram.com/p/RjbPPIvoZB/

 今年もデブサミの季節がやってきました。私は2月14日に登壇します。

 Developers Summit 2014:【14-D-3】越境する開発 ~あの日開発していたサービスの名前を僕たちはまだ知らない~

 前回の登板から4年。現職に就いてから早2年半が経ちました。その間にAgileカンファレンスに参加し、訳書「リーン開発の現場」を出版しました。これを節目として、ここまでの実経験を元にお話します。テーマは「Develop the Right things Right」。キーワードとしては「期待マネジメント」と「仮説検証型開発と最短距離型開発」をあげます。なぜそれが必要なのかというWhy、それをどうやってやるのかというHowについて、具体的な現場のStoryに載せてお話します。アジャイル開発の理想と現実の間で立ち往生感がある方に向け、何かしら得るところがあればと考えています。

 「正しいものを正しく作る」というのは果てなき理想であり、大いなる挑戦です。私はこの理想に向かって、まだ踏み出したに過ぎず、追い求め続けていかなければなりません。ただ、この節目を向かえるまでに、多くの事件があり胸が透くような経験も苦い経験も様々とあって、自分にとってのアジャイル開発、ソフトウェア開発をここで一度捉え直し、そしてそれが他の誰かにも伝わるStoryにしておきたいと思いました。私にこれまで学びをもたらしてくれたデブサミの多くの先達のように、自分自身も何かを残すとしたら今だ、と。

 デブサミで話すことは私にとって、現在地を確認し次へ進むための機会になっています。このような貴重な機会をもう1度頂けたことに感謝します。2月14日目黒雅叙園での様々な出会いを楽しみにしています。