The Dragon Scroll

Be just and fear not.

The Agile Guildを立ち上げて半年が経ちました。

f:id:papanda0806:20181201130248j:plain

 2018年7月20日より、The Agile Guildという任意団体を立ち上げて活動しています。気がつけば半年近くになります。

theagileguild.org

 このギルドの特徴は以下です。

  • 任意団体である。会社組織ではないので、個々が独立した存在である。なので、誰から指示されるわけでもないし、自分の意思に基づいた活動しか存在しえない。
  • 仕事としての活動である。勉強やボランティアではなく、対価が発生する。ソフトウェアをつくる仕事がメインですが、事業づくりの支援まで幅は広がっています。
  • チームで取り組む。期待される成果を上げるべく、チームで活動する。このギルドのミッションは「ともにつくる」です。
  • 多様な働き方、役割。フリーランスの人もいれば、会社をやっている人も、副業の方もいる。また、役割もプログラマーだけではなく、プロジェクトマネジメント、スクラムマスター、マーケター、デザイナーと幅広い。

コミュニケーションの中心はslackで、後は適宜リアルでミートアップを開く運営をしています。月に1回は全体で集まり、不定期でプロジェクトやそれぞれのテーマで集まりもする。リアルだけではなく、zoomを使ったオンラインも当然交えています。

 立ち上がっているプロジェクトは、10数個あります。3月の年度末に向けて、プロジェクト仕事が増えてきています。自分たちで立ち上げている取り組みもあり、徐々に手が足りなくなってきているのを感じています。

 依頼案件以外では、例えばこんな取り組みを自分たちで構想し、始めています。

やりたいことの方が溢れている様相です。

 もともとコミュニティを運営していたこともなり、人との繋がりは多い方だと思いますが、2018年このギルドの活動を始めて、一つ自分の世界が増えたような感覚です。そのくらい、圧倒的に繋がりと仲間が増えました。

 もちろん運営上の課題はさまざまあります。フルリモート(時間も場所も異なる)で、会社というタガを外した形で、どうやって組織を運営するのか?という命題に取り組んでいるのだと思います。それは難しいはずです。

 こんな問題に取り組むなんて、10年前はもちろん、5年前だって想像もしてなかったです。ただ、これから先。こうした組織のあり方も一つあるのではないでしょうか。そうなったとき、今得ている経験はとてつもなく有用になるはず。

 この取り組みに加わってみようという方はいつでも、扉を叩いてみてください :)

(このエントリーは、The Agile Guildのアドベントカレンダーの一つとして書きました)

qiita.com

 そして、社会実験は続く。