The Dragon Scroll

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Ultimate Agilist Tokyo で The Art of Agile Project Managerの話をします。

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 11月17日のUltimateAgilistTokyoでは、The Art of Agile Project Managerというタイトルでお話をさせて頂きます。タイトルは、アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング (THEORY/IN/PRACTICE) から。The Art of Agile Project Managerという書籍があるわけではないので、あしからず。お話の元ネタは、9月7日に発表した、PMシンポジウムのものをベースにする予定です。PMシンポジウムでは、2時間30分(!)喋り倒すべく、200枚を越えるスライドを用意しました(スライド未公開)。ちなみに、PMシンポジウムでも同タイトルで、Agile開発のPMに求められること、についてお話を致しました。あちらのカンファレンスでは、Agileとは?から始めたので、多くの言葉を必要としましたが、今回のUltimateAgilsitTokyoでは、そのあたりの導入はばっさり省き、核となる部分について、より突っ込んで話をしたいと思っています。

 プロジェクトを始めるには、入り方があります。例えば、はじめてのステークホルダーとプロジェクトを始める場合、お互いがどういう期待を持っているか分からないものです。開発チームには、開発チームのやり方があり、そのやり方が今回のプロジェクトでも取れるか、適していのるかどうか最初は分かりません。それは逆もまたしかりで、そのプロジェクトにソフトウェア開発に詳しくない、ビジネス企画やプロダクトオーナーが居るとしたら、彼らもまた、今回のソフトウェア開発に何をどこまで期待できるのか分からないものです。互いの期待が分からないままに、プロジェクトを始めることで、後になって「話が違う」となるのはよくあることです。難しい問題ですね。

 テラフォーミングという言葉があります。"人為的に惑星の環境を変化させ、人類の住める星に改造すること(Wikipediaより)"という考え方。同じことがソフトウェア開発のプロジェクトでも言えるように思います。私たちがプロジェクトを始められるようにプロジェクトを地ならしする時間が必要です。互いの期待をメンテナンスする、期待マネジメントは、プロジェクトのフォーミングに必要な主要タスクと言えるでしょう(ひとことふたことの言葉にするほど決して簡単ではないのですが)。詳しくはUltimateAgilistTokyoにてお話します。

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