The Dragon Scroll

Be just and fear not.

海岸沿いのSIerと私

 履歴書を書いていて、思い出したことがあった。
海岸沿いのSIerでデブラブ*1を始めたとき、オで始まりブで終わる集まりの中の人
たちに、妙な嫉妬のような負けん気を持っていて、俺たち(海岸沿いのSIer)だってソフトウェア開発で
名を挙げてやるぜ、なんてことを考えていた。
 ところが、自分の焦点がイマココの現場に移るようになって、
−今なら言語化することができる。僕は、Communityを作りたかったのだ。始めは"会社"の中に作ろうとした。それは一定の成功を収めた。しかし、アウトプットを生み出す行為を共にしないCommunityでは、芯が無くて、いつまで経っても存在として脆いままだ。僕は、自分の居る"現場"をCommnunityにしたいと考えるようになったのだ。だから、 −
だから、会社を境界に分ける意味があまりなくなり(むしろ、他の"現場"の経験や知恵を貸し借りする
という点からは取り払った方がいい)、デブラブはDevLOVEになったし、私は、"海岸沿いのSIer"と
名乗るようになったんだっけ。

*1:社内勉強会として始めたDevLOVE