The Dragon Scroll

Be just and fear not.

自分たちが向かうべき未来を見つめる。

9月18日、社内でLT+ダイアログのイベントを開催した。
イベントの名前は、PRISM TALKS。
"これが私の進む道"というテーマで、数名がLTを行い、その後参加者も含めて、このテーマで
グループディスカッションをするというもの。参加者は30名弱。


この場で何をやりたかったかは、PRISM TALKSというイベントの名前に現れている。トーカーや参加者、
ひとりひとりが、PRISMにあたる。PRISMは光を放つ。他のPRISMからの光を受けることでReflectionし、
さらにまぶしさが増すことになる。
PRISM TALKSという場を通じて、自分たちが持っている未来への期待や野望、つまり、各々のVision
語り、共有する。互いのベクトルを知ることで、それを互いの力にする。
自分たちが向かうべき未来を見つめる。


これを、U理論の本を読んでいて、考えついた。

出現する未来 (講談社BIZ)

出現する未来 (講談社BIZ)


やってみて、まず感じたのは、場の空気の固さ。見知らぬ顔ばかりでもないのに、異様に場が固かった。
アイスブレイクの問題もあったが、それ以前に、"社内"で、"業務外"で、"組織を超えて集まって"、
"熱く語る"機会が、無かったことに起因するのではないかと思った。
この場が、私の会社で言えば、社内版デブサミであるが、これも今年の1月に第3回を開催してから、
休憩しており、久しく、このような場は存在しなかった。
非日常的な場が、これまでの社内のコミュニティ活動によって創られ、それが、日常の場となりつつ
あった。その日常になりつつあった空気が、今、また非日常的なものに戻っていたことに気づきたとき
私は天を仰ぐような思いに駆られた。


しかし、トーカーや参加者のダイアログを眺めていて、また、その思いは変わった。
いきいきと"自分"のことを話している。"今"を踏まえ、"未来"のことを話している。
みんなの口をついて出てきた中で多かったのは、"新しいものを創りたい"だった。
シルバーウィークの前日、21時の会議室の1室で、その場だけ温度が異なる場が、確かに出来ていた。
この場は、必ず未来に繋がる。私はそれを信じている。


最後に、私のPRIMS TALKを貼っておきます。