The Dragon Scroll

Be just and fear not.

強いチームとは、どんなチームだろうか。

「強いチーム」とは、どんなチームだろうか。
チーム解散前に、このことを、しばし考えていた。


たとえば、今回の私のチームは、方式設計がメインミッション
だったのだが、全員が持っていた共通認識は、
「球拾い」だった。
華々しく、要件定義を行う業務チームの裏で、
システムの基盤を左右する機器構成を検討するインフラチームの裏で
タスクやリスクを発見し、潰す、管理する。
毎週、週の初めにタスクの計画を立てるが、日々、タスクは増減し
変わっていく。
時間とともに、変化する状況を捉えることが、僕たちの仕事だった。


そのような状況で、
「これは計画されていないタスクだからやらない。」
「こんな事実は知らない。ふざけんじゃない。」
等と、考えていては、まるで話にならない。
リーダ一人が、「俺たちが球を拾うんだ!」と熱くなっても
うまくはいかない。チームとして、なぜ、それ(球拾い)が大切かを
きちんと理解することが大事。


チームに共通認識を持たせること、チームのゴールを理解することが
「強い」チームの前提になると思う。