The Dragon Scroll

Be just and fear not.

ITからビジネスの価値を革新させる。

続いて、萩本さんのお話。
逃さないように、必死の思いでメモを取りましたよ(w


その中から、特に考えさせられた話。
イノベーションはビジネスとITの融合によって
 もたされる。」
ToBe分析によって、最初に見出したビジネス戦略
あるいは業務のあるべき姿(What)。
それに対して、どのような方式(How)で実現を
はかるか。
Howとして、システム開発がある。
システムは、スパイラルに成長し、その価値を
高めていくことになる。
一方、Whatであるビジネスの価値はどうか?
変わらないのではないかと。
しかし、システムの側から、ビジネスの価値を
高め、革新し、拡大させることが可能ではないか。
イノベーションは、ビジネスとITの両輪によって
もたらされると。


このようなお話を聞いて、単純な私は思いました。
現在進行している、SOAWeb2.0といったものは、
その一つと捉えることができるのだろうと。
SOAによって、従来は結びつくことのなかった
システムとシステムが、連携することになる。
これは、業務と業務が連携するのと同じで、
新しいサービスを生む可能性がある。


例えば、SOAではないけれども、旅行業界では
ホテルの単品売り、航空券の単品手配だけでなく
ホテル+航空券を組み合わせてオンラインで売る、
ダイナミックパッケージというサービスがあります。
まさにシステムによって、そのような新しい
サービスの造成を促したと言えるのでは
ないだろうかと。


そう考えると、エンジニアの仕事って、本当に
楽しいと思う。
HowとWhatによって、新しい価値を生み出せる機会が
あるかもしれないということだから。
…私の考えが萩本さんの話にリンクして、的を
得ているのかは、ちょっと心配ですけど。