The Dragon Scroll

Be just and fear not.

山ごもりのススメ。

 仕事が忙しくて、平日は何もできないっ!
 帰ってきたら、もう寝るだけ。
 でも、やりたいことは沢山ある。
 本を読みたいし、仕事や資格の勉強をしたい。
 第一、癒されたいっ!
 それなのに、せっかくの休みも、家で結局だらだらしている。
 ああ、もう日曜日が終ろうとしている…。


というわけで、考えました。
『山ごもり』することをです。


良く昔の漫画にはありました。
敵役に勝てない、主人公が、山にこもって、修行をする。
この間、敵役はのさばっているわけです。
やがて、山を降りてきた、主人公が圧倒的な力で、
敵役をやっつけるパターン。


コレです。


何言うてんねん?と思われるかもしれません。
では、次の例。


昔、読んでいた、藤子不二夫さんの漫画に、漫画家が
主人公のものがありました。
ある時(というかしょっちゅう)主人公の漫画家が、
締め切りに追われる羽目になり、いよいよ
間に合わないという時に、缶詰にされる話が
ありました。
自分の仕事場を離れ、ホテルなどに強制的に
閉じ込められ、仕事に集中させられる。
編集者の狙いどおり、主人公はかつてない
生産性で、原稿をあげることができた…。


まさに、コレです。


最後の例。
はてなさんの開発では、『合宿』形式が取られることが
あるようですね。仕事場を離れ、合宿地で、集中的に
開発を行う。
一回の合宿で、大きめな機能を実装して、帰ってくる…。

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)


普段の生活から離れるため、思い切って『場所』を変えて、
集中力が高まる環境に身を置くわけです。
というわけで、『山ごもり』です。


派手な観光地ではなく、落ち着いた土地を選び
(むしろ何も無い方がベスト)、和室を備えたホテルか、
旅館に行って、やりたいことに専念する。
ビジネスホテルではだめです。
薄暗く、申し訳ない程度のデスクが置いてあるだけの部屋では
寧ろストレスが溜まるだけです。


必要であれば、ネットも絶てる。
静かで、清潔で、広い部屋。
ご飯は作ってくれるし、風呂も充実。
後片付けも不要。
派手な観光地でなければ、宿泊代も抑えられる。
場所を選べば、交通費も抑えられる。
その上、自分のやりたいことに専念できる…。
素敵なアイデアじゃないですか?


修行するべく、出かけていって…、帰ってきたら、
一皮も二皮もむけている…。


私は、2月の3連休に、実際、『山ごもり』してみます。
宿の手配は済みました。
効果の程は、またその時に報告します。