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業務システムのための上流工程入門

業務システムのための上流工程入門

業務システムのための上流工程入門

渡辺幸三さんの書籍です。入門とありますが、内容は充実です。
業務フローをどのように書けば、より良いものになるか
お悩みの方、上流設計者に特にお薦めです。
感銘を受けたのが、「無神経な矢印」というお話。
我々が、設計書を作成する際、何気なく使用する「矢印」ですが、
注意しなければ、意味をわからなくする危険があります。
その矢印は、
業務の手順を示した、手順(順番)を示すものなのか、
経時的なものなのか、
データフローなのか、
作用なのか、
 :
図と図をつなぐ、矢印で、何を示そうとしているのか、
ここをおさえていなければ、作成されたモノは、読み手を混乱させる
元となるわけです。