The Dragon Scroll

Be just and fear not.

避けて通れないモノ

Web2.0に関する書籍や情報が、溢れてきていますね。
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)」を皮切りに、Web2.0本が加速度的に
出版されてきているように思います。
こういった現象がおきる、少し前、今年の初め頃まで、私は
Web2.0に関して、避けて通ってました。
そういった考えが出てきたということは、雑誌で知っていたのですが、
「これも新しいマーケじゃないの?」
という懐疑心から、敬遠していました。
いい加減バズワードを追いかけるのもうんざりしていたので。
しかし、今年の2月頃に開催されたデブサミのあるセッションに
参加して、Ajaxを用いたクールなデモアプリを見て、考えが少し
変わりました。
Ajaxを駆使すれば、Webアプリでそこそこのクラサバモドキが
 作れるかも」
Ajax=Web2.0ではないのですが、当時は、Web2.0に対しても
ある種の期待を持つようになっていました。
さて、新しい職場に(転職しますた)移って、のっけの提案が
SNSだったんです。
焦りました。
知らないですもん、SNS
出社したその週に、Web2.0に関する本を買い集めましたよ。
雨後の筍の如き、Web2.0本の中で、厳選し、
Web2.0 BOOK
を購入しました。この本を読んで、Web2.0的な考えが
やっと垣間見えたような気がしました。
そこにあるのは、
「情報の収集」から「情報の発信」へ、
Webの「こちら側」から「あちら側」へ、
Ajaxを用いた、UIの革命、
Wikiを用いた、情報の整理、
Webに対する考え方のパラダイムシフトです。
開発者にとっても避けて通れないシロモノですね。