デブサミ2020で「チーム・ジャーニー」をデリバーしました。
私は、2日目の朝とトリをつとめました。まずは、「チームジャーニー」
デブサミ2020に発刊が間に合うかは、編集者の方と私で臨む一つの勝負でした。私はおそらくこだわりの強い方なので、制作・編集については、編集者片岡さんに結構な負荷を及ぼしたのではないかと思います。今回はほぼすべての原稿を紙で読むことにこだわったため、休みの日に遠方まで原稿を届けて頂いたり。チーム・ジャーニーが2月に出せたのは、片岡さんの尽力によるところが大きいです。前作が存在する、プレッシャーのかかる一冊。 最後まで、ともにつくることを完走できてよかった。
デブサミの最後のセッションでは、こちらの話をしました。キャリアフォーメーション。
デブサミのお母さん岩切さん肝いりの企画。きっかけは確か2019年のプロダクトマネージャーカンファレンスの会場での雑談からだったんですよね。岩切さんの課題意識と合致するところがあって、それはぜひこのテーマで場を設けよう、ということで残り時間が逼迫する中準備を進めたのでした。
私のほうは発刊とかもろもろで身動きがとれず、共演者の石井さんや、黒田さんとの内容詰めをリードしたのは岩切さん。このお2人の多忙っぷりも分かっているつもりなので、こうしてともにつくることができたこと感謝します。忙しいと分かっていながらですが、このテーマでまた話せるといいね。
誰がいつ来ても、少しだけアウェイなのがデブサミ(17年たっても、アウェイ)。それだけ様々な立ち位置の人が押し寄せてくる、多様性の高い稀有な場所なんですよね。だからこそ学びの広がりと深みがある。何を学ぶかは、来た人自身の選択。
そして、アウェイの中でも、偶発的に友人、知人と出会うのもまたデブサミの醍醐味。「ひさしぶりですね!」「なにやっているのですか」「実は今度会社を変えるんです」なんてね。
写真は、盟友の関さんと。
この写真の背景は、会社で出していたブースです。ブースの準備、担当をしてくれたメンバーに感謝します。プロダクトの良いフィードバックも貰えたようです。ブースに来て下さいましてありがとうございました。
そうそう、同時期刊行のドメイン駆動設計入門の成瀬さんとも遭遇。今度、DDDジャーニーをやりましょうかなんて話をした。状況が落ち着いたらぜひ取り組みたいな。
お昼はチーム・ジャーニーのサイン会。新井さんが撮ってくていた。今回のデブサミは、新井さんにずいぶん助けてもらいました。2日間、2つのセッション+サイン会の伴走。ぼっちではないことの心強さよ。ありがとう。
手元にある書籍にサインするのにとにかく必死になるから、まわりが見えていなかったです。こんなに多くの人に並んで頂いたのですね。ありがとうございます。
何冊本を書こうと、何度人前で話そうと、「読みます」「読みました」「青い本も持ってます」「あの問いが良かった」「これからやっていきます」私は頂けるお便り、たとえ一言であっても、それが何よりも嬉しいです :)
2003年からの歩みで考えると、この場はもうすぐ20周年なのですよね。セッションでもお話したとおり、我が人生デブサミとともにあり、と言っても過言ではなく。この場に感謝しています。数多くの学びと出会い、きっかけをありがとう。私はデブサミが大好きです。