「正しいものを正しくつくる 〜プロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について〜」という本を執筆しました。
「正しいものを正しくつくる 〜プロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について〜」という本を執筆しました。6月14日発刊です。
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正しいものを正しくつくる プロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について
- 作者: 市谷聡啓
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2019/06/14
- メディア: 単行本
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概要はnoteにも書きました。
私が書籍を執筆するのはこれが3冊目。一冊目は「リーン開発の現場」、翻訳でした。Agile2012で出会って、これはぜひ日本の現場に届けたいという思いで出しました。愛着がもちろんあるのですが、未だにこの書籍で説明されていることを引用し、実際に現場であたることがあります。
- 作者: Henrik Kniberg,角谷信太郎,市谷聡啓,藤原大
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2013/10/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2冊目が「カイゼン・ジャーニー」、共著です。最初の構想から数えると、出すまでに実に4年かかりました。ギルドワークスの立上げと完全に被り、書こうとしては書けずを繰り返すこと3回。4度目の正直で、ようやく執筆できました。実は最初の3回は1文字も書けませんでした。言語化がいかに難しいが思い知らされました。
カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
- 作者: 市谷聡啓,新井剛
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2018/02/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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カイゼン・ジャーニーを元にした活動を続けています。むしろ、さまざまな現場、IT領域とは異なる業界の見える化、カイゼン支援に関わらせてもらっています。6月10日には久しぶりにイベントをやります。カイゼン・ジャーニーの登場人物を題材にして、背景にある概念を語る。私自身が密かにやりたかった企画で、発刊から1年半近く経過するので、書籍を越えた内容に触れていこうと思っています。
ちなみに、CodeZineでアナザーストーリーを連載しています。
そして、今回の「正しいものを正しくつくる」は、単著です。構想が半年ほど。執筆は5ヶ月です。3ヶ月ほどで原型を描き、その後ひたすら内容と表現を磨いていました。
あれだけ、言語化に苦しんだはずなのですが、不思議なもので執筆から離れるとまたあの「自分自身に向き合う日々」に焦がれるようになったのですね。妥協や、言い訳が全く効かない、プレッシャーの日々。ところが、今回は最初の章は少し苦労したものの、それ以降は言語化が楽しくて。楽しみながら描いていました。
この本は、この5年間の自分の仕事をまとめたものでもあります。これだけ書き出してしまったら「もう自分の手の内はすっかからん」というぐらい言語化しました。
思いっきり吐き出して、吐き出し切ると、自分の中にぽっかり空間が生まれる感じがあります。その空いた広い場所に何を入れるのか。自然と、少しずつ、もう次のことが入ってきています。自分自身のアップデートがかかるような感じに、ワクワクがあります。
さっそく、イベントを開催します。6月13日、発刊前日に記念イベントを。どのような書籍を書いたのか、お話させていただきます。当日は、会場で先行販売いたします。
「カイゼン・ジャーニー」のときのように、また、東京だけではなく、さまざまな場所に訪れようと思っています。ぜひお声がけ下さい。
それでは、書籍の「はじめに」でお会いできることを楽しみにしています!
正しいものを正しくつくる プロダクトをつくるとはどういうことなのか、あるいはアジャイルのその先について
- 作者: 市谷聡啓
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2019/06/14
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