他の人の夢に、むきなおる。
過去をみて現在を正すために、ふりかえり。
未来をみて現在を正すために、むきなおり。
と、会社で運用しています。
「むきなおり」は、組織的に、あるいは事業として行う場合、「どこへ向かおうとしていたのか」「何をしたかったのか」と、顧客、収益、内部プロセス、学習の観点などから立ち戻って見つめ直します。(フレームがバランススコアカードでなければならないわけではありません)
むきなおりを「個人」でも行う、ということをはじめています。メンバー一人一人と、個人が向かいたい先へと向きなおる。
きっかけは、ある友人から「ドリームマネジメント」という考え方を教えてもらったことでした。
(この友人は、目指していること(の雰囲気)が恐ろしく合っている感じがして、時折々にお会いして、力を頂いている)
少し、落ち着いて考えてみると。普段どれだけ、他の人のドリーム(ありたいこと)について、考えているだろう?という問いに、ほとんど答えられない自分がいました。
思いを共にして、事を起こそうとしている、友人たちのドリームをどれだけ考えられているのだろう?問い直すと、驚くほどわかっていないことに気づきます。
会社のメンバーだけではありません。
妻のドリーム、家族のドリーム。
どれだけ、時間を割けているのだろうか?問い直すと、胸が苦しくすらなります。
「どんなドリームを持っていますか?」
とてもシンプルですが、自分の日常のふるまいに帰ってくる、パワフルな問いであることに気が付きます。「いまさら、夢はなんですかって...」ばかばかしいと感じるでしょうか。夢という言葉に抵抗を感じるならば、ビジョンでも、希望でも、願いでも、良いと思います。大事なのは、自分にとって大切な人のために、共にむきなおり、行きたい方向へと一歩でも二歩でも進んでいくことだから。
ドリームマネジメントにご興味がある方は、書籍もどうぞ。
ザ・ドリーム・マネジャー モチベーションがみるみる上がる「夢」のマネジメント
- 作者: マシュー・ケリー,大野八生,橋本夕子
- 出版社/メーカー: 海と月社
- 発売日: 2008/10/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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