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The Dragon Scroll

Be just and fear not.

日常的に忙しさの限界を越えている人向け「マニャーナの法則」

書籍

「仕事に追われない仕事術」これは、なかなか良い本。

仕事術系の本はとんと読まなくなったけども、知人が紹介しているのを見て久々に手に取る。マニャーナの法則とは、新しく発生した仕事は「明日やる」と決めること。なぜそれで上手く仕事がはかどるのかは、本書を読んでいただくとして、刺さったワードをあげてみる。

・効率 = 創造力 ☓ 整理
・忙しいだけの仕事、本当の仕事(目標に近づくための仕事)
・「すぐやる」と忙しいだけの仕事ばかりが進む
・新しく発生した仕事は「明日やる」
・タスク・ダイアリー
・緊急度の低いタスクからとりかかる
・仕事を片付けることと、仕事に向き合うことは違う

 

「タスク・ダイアリー」は、「明日やる」「今日中にやる」タスクの記録をダイアリー帳をつかって運用するやりかた。本書では紙を使っているけども、私はGoogleカレンダーが良いんじゃないかなと思う。そういう意味では既に「タスク・ダイアリー」を運用している。タスク管理はGoogleカレンダーで十分というのが自論。

この書籍、よーく読むと、スクラムのモデル(本書でいう「クローズリスト」はスプリントバックログ)や、リーンの教え(本書でいう「リミットを設ける」はWIP制限)と下敷きが重なっていることがわかります。少しずつ、頻繁にやる、とかね。こういう一致が書籍の信頼感を高めるところ。

自分は延々と仕事をし続ける傾向にあるので、当たり前といえば当たり前だけども「切りのいいところで休憩する、ではなくて時間で休憩する」というのも実はよくできていることに気付く。「途中で仕事を終えると再開したくなる」傾向が高まり、結果的に仕事を続けられる。

「すぐやると忙しいだけの仕事ばかりが進む」「緊急度の低いタスクからとりかかる」など、いままでのタスク管理の常識を崩しながら、新しい考え方を提示しているところに本書の価値がある。日常的に忙しさの限界を越えている方におすすめ。