The Dragon Scroll

Be just and fear not.

esm is community

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(Photo by kakutani)

 3月24日、AgileSamurai Dojo Gatheringが開催された。書籍アジャイルサムライについて、全国各地で開催されている"道場"と呼ばれる読書会/勉強会が一同に会するのが、Dojo Gatheringの趣旨。今回はスポンサー枠があり、永和システムマネジメントの者として話をしました。各スポンサーが、現場開発にて取り組んでいること、PRしたいことを披露できる時間なわけだけど、実際に務めてみるとなかなか難しい。通り一辺倒な宣伝ではつまらない。聞き手に何か伝わらなければ、こちらとしても面白くない。「永和システムマネジメントのおけるアジャイルな開発」の紹介が軸なのだけど、視点として出来るだけ内側より外に立って(幸い、こちらはまだ入社半年の身)、見せ方を作ったつもり。

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 (スライドはこちら)

 3月はジョナサン来日以来、ほぼ日でセミナーや勉強会、何らかの企画が開催されていたのだった。私もありがたいことに、大阪のアジャイルジャパン、アジャイルサムライトレーニングと、貴重なジョナサンの話を聴くことが出来た。大勢の日本人に囲まれて、言葉が思うように伝わらない状況下に関わらず、いつも、パッションを分けるように熱心に話をしてくれた。そのことに感謝がしたくて、英語はよう喋らないにしても、せめてスライドはとEnglishで構成した。少しでもジョナサンにお返しできたら、こんな嬉しいことはない。ところで、ESM in a nutshell? に対して Master Five!! の打ち出しに会場から殆ど手応えが無かったのは少し心配。アジャイルサムライとあわせて観たい > カンフーパンダ

 「スライドの最後の1枚は、最も長くプロジェクタから投影される1枚なので、自分がもっとも伝えたいことを持ってくるべき」という教えに従い、今回持ってきたのは、「esm is community. act as a member of community.」上野にある永和システムマネジメントとは一体何なのか、に対する自分の応え。当たり前だが、どんな組織にも良いところと課題はある。良いところをもっと良くする、課題をひとつひとつ倒していく、そのために必要なふるまいは、そのコミュニティによって異なる。そのコミュニティの一員としてのふるまいを続けていければ、自ずと、望むカタチになっていくはずだ、自分も、組織も。