The Dragon Scroll

Be just and fear not.

My quindim went to NAGOYA.

1年前のことだったが、とある事情で東京を離れる覚悟をしたことがあった。
そうなると、DevLOVEをどうするかを、自ずと考えることになる。


DevLOVEというコミュニティは、いろいろな人が船頭役となって活動を行っている。
多様性を保存しながら、結集性も持ち合わせる。相反する状態のバランスを取る
ことに、注意を払ってきた。

だから、パンダが一匹居なくなったとしても、DevLOVEというコミュニティがたちまち
活動を止めることは、ありえない。


ただ、様々な活動は、その躍動と調和を生み出すために、注意を払う必要がある*1
なすがまま、放っておけば良いほど、人の集まりは簡単に成熟しないことを
開発の現場でも、他のコミュニティでも、学んできた。
割れた窓はやがて大きな事件を招くのだ*2


当時のDevLOVEは、大きく3つの活動を行っていた。勉強会の開催と、電子書籍を作る
活動、それからコミュニティで自分たちの活動に必要なサービスを作る。
これらの活動が持続するためには、3人の船頭役が必要なはずだった。
勉強会の開催は、DevLOVEの活動そのものと言っていい。
私は、この船頭にid:quindimを思った。彼は、社内勉強会勉強会という活動を担い、
他コミュニティと共同を張り、現場を前進させるということにとりわけ熱意を持っていた。


結果として、私は東京を離れることはなく、逆に、彼の方が故郷に帰ることになった。
2011-07-23
7月12日、田町の鳥一代という店で、DevLOVEの有志で彼を送り出す会を催した。
そこで、LTで彼に伝えたように、私は、彼にさようならを言っていないし、これからも
言わない。もちろん、ネットにゆけば彼の言葉を間近で聴くことができる。
ということ以上に、quindimは、いまもDevLOVEというコミュニティの一員なのだ。*3
僕らは、DevLOVE名古屋を開く約束をした。


さて、彼はいつ、外出から戻ってブログの続きを書いてくれるのだろうか。
私はそれを楽しみにまっている。
2011-07-23


*1:誰か1人が、ではなく、そこにいる誰もが

*2:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%B2%E3%82%8C%E7%AA%93%E7%90%86%E8%AB%96

*3:彼からDevLOVEをやめるんだという言葉は聞いてないからね。