The Dragon Scroll

Be just and fear not.

Shall We Fusion ?(1)橋がかかれば、往来が生まれる。

それからだった。私は、アークランプの虜になった。

今年は忘れられない年になる。
そのきっかけとなったのは、yusukeさんといっしょに開催した、デザイン思考のワークショップだった。
"システム開発で、何を作るのか?"
この問いに対する解を、誰も持っていない。システムの発注者も、システムの利用者も、持っていない。いわんや、開発者をや。
ユーザの言うとおりに、開発をしても、本当に必要とするシステムは作ることができない。これまで繰り返してきたことだ。
しかし、それでも、どこかに向かっていく必要がある。どのようにして向かうべき先を探すのか。
デザインの世界を垣間見たとき、その糸口が得られたように思えた。私の来年はこの問いに答えるためにある。
yusukeさんを最初に見たのは、デブサミだった。確か、まだMashUpAwardが開催される前のデブサミだったように思う。
淡々と、ServiceMixを利用したアプリのデモを行う。なぜか着物だった。
こんなCoolなエンジニアを見たのは初めてだった。
それからだった。私は、アークランプの虜になった。
【DevLOVE2009Fusion】開発を愛する僕らが目を向けるべき、ソフトウェア以外に大事な5つの事

Groovyだけに人はなかなか集まらないが、そんなことは、私にとってはどうでも良い。

最初の出会いは、PFPだった。確か、私が事例発表をしたときの回だから、1年くらい前のことだと思う。
懇親会で、たまたま隣同士になって、PFのことそっちのけで、CCPMの話をした。
それから、bikisukeさんとはいろいろな場所(コミュニティ)で出会うことになった。
年はそこそこ離れている。だからだろうか、bikisukeさんと話をしていると、安心感が宿る感覚がある。
Javaの見識の深い方で、とにかくGroovyとバトルフィーバーに関しては熱い。気がついたら、一緒に
Groovyのコミュニティを立ち上げていた。Groovyだけに人はなかなか集まらないが、そんなことは、私にとってはどうでも良い。
コミュニティだけではない。bikisukeさんと仕事も一緒にやる。そういう意味で、今回のDevLOVE2009は通過点に過ぎない。
【DevLOVE2009】世界一言語トークス 〜Groovy〜

それはまるで父親に相対するような感覚なんだ。

酒を飲んでて、震え上がったことがある。萩本順三さんと飲んだときだ。
情熱を持続させるための戦略、萩本さんのそれは、"世界を変えようと思うこと"だという。
"世界を変える"という言葉は、萩本さんが使うとなおのこと、重みを帯びる。圧倒される感覚を持つ。
許しがたいことに出会えば、真剣に、それを許さないという迫力がある。
だからこそだと思う。若造の戯言にも真剣に耳を傾けて下さる。それがどれだけ嬉しいことか。
これと似た感覚を、かつて持ったことを体が覚えている。それはまるで父親に相対するような感覚なんだ、と。
【DevLOVE2009】開発者としての心