The Dragon Scroll

Be just and fear not.

デザイン指向のワークショップ#2開催

10月17日、ほぼ1ヶ月ぶりにデザイン・ワークショップをやりました。
前回は、フローモデル、シーケンスモデルの作成を集中してやっています。
デザイン・リベンジでワークモデルの作成をリベンジ - papandaDiary - Be just and fear not.
今回は、覚悟を決めて*1KJ法をやる予定でした。
しかし、肩慣らしとして作ろうとしたフローモデル、シーケンスモデルがどうもしっくり来ない。
モデルが何を表すべきなのかということや、モデル作成の進め方がまだ腹に落ちていなかったといえます。
フローモデルは、分析対象のコミュニケーションと、そこでやりとりする情報をあらわし、
シーケンスモデルは分析対象が行うタスクの流れをあらわします。
分析の素材(今回も旅行企画のブログエントリ)から、各モデルに落とす際の変換が、難しいと
感じました。情報をモデル上に載せるべきか、載せないのか。載せるならばどういう表現でそれを
あらわすのか(動作をあらわすものは、動詞で表現した方がしっくり来る等)。
モデル変換の際、素材情報をありのまま表現するだけではなく、素材の情報が不足している場合、
複数人で議論し、仮説でそれを補って、表現した方が良いと感じました。
(「なぜ、この人はこういう行動を取ったのか?」「それは、こういう背景があったからだ。」)
1人で考えたものより、複数の視点で叩いた仮説の方が、リアリティを生むように思います。


デザイン指向のワーキンググループは、次回のワークショップを11月に開催予定しています。
ワークショップで手を動かすことで、ただ本を読んだだけでは見つけられない発見があると思います。
ワーキンググループにはどなたでも参加できます。興味のある方は、ご参加を。
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*1:KJ法をやると非常に疲れる