The Dragon Scroll

Be just and fear not.

Green-Yellow-Red

TOC-CCPMのコミュニティCTRの4回目の定例会を開催しました。
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Green/Yellow/Redの考え方を取り上げておく。

プロジェクトの進行に対して、消費するバッファの量から、現在がどのような状態かを判別する。
3つのゾーンを用意する。Green/Yellow/Redの3つ。
Greenは、安全区域。Yellowは、注意区域。Redは、危険区域。プロジェクトの初期段階においては、
バッファの消費量が少しでも増えたら、状態に注意を払う。最初のうちにバッファを食いつぶして
しまうことを防ぐためだ。終盤は逆に、すべてのバッファを使い切っても良い。そのため、Green領域は
初期は小さく、終盤に広くなる。ここでは、"プロジェクト"と書いたが、監視単位は、バッファを
管理する単位にあわせればよいだろう。つまり、ストーリーをもとに開発をしているならば、
ストーリーバッファがこれにあたる。
Green→Yellow、Yellow→Redとなったときに、具体的にどういう手を打つかは、検討しておく。
例えば、Yellowの場合、バッファを消費している原因を確認し、対策を打つ。
Redの場合、リソース、スコープ、期間の観点で調整を行う、等。