The Dragon Scroll

Be just and fear not.

会社にビジョンは必要か?

会社にビジョンは必要か?
先週の金曜日に有志で集まって、そんな話をした。ここで集まった有志というのが人数の多さもさること
ながらメンツが凄かった。社内でも尖がってる人たち*1がそこにいた。
普段なら、こういう熱い場にきそうも無い人もいる。彼らを招集した主催者の方は、裏でかなり
頑張られたんだと思う。


さて、議論は複数のグループに分かれて、自由に発散していった。
価値観の違いはどうするんや、価値観を押しつけるのか、理念と仕事が結びつくのか、等など忌憚のない
意見がでる。
私自身は、価値観の違いというのは、こう考える。
どうしたって価値観の違いは出るのだから、その違いがどこまで自分の行動に支障を来すのか、という
度合いの問題。
この度合いは、ビジョンの抽象度によって変わる。ビジョンが抽象的なものほど、価値観の衝突は
おきないはずだ。逆に、ビジョンがより具体的なものほど、価値観の衝突は生まれる。


もうひとつ、理念と仕事を結びつくのかどうかという話、私はこう考える。
理念と自分の仕事を結びつけるのは、自分以外の他の誰かではないと思う。むしろ、他の誰かが
結びつけようとすることが、押しつけに感じるのではないか。自分のビジョンとの方向性を確認し、自分が
それを仕事に結びつけるのではないか。だからこそ、理念が自分にとってどういうものかが、大切に
なってくるのではないか。


さて、チームで仕事するとき、チームのミッションとビジョンを考えるものだ。
チームの未来地図を描こう。 - papandaDiary - Be just and fear not.
ミッションがチームを奮い立たせ、ビジョンがわくわく感をもたらす。
チームと会社との違いはなんだろうか。会社もひとつのチームに他ならないはずだ。

*1:いい意味での変態