The Dragon Scroll

Be just and fear not.

朝会の悩み

朝会(あるいは昼会、夕会)というのは、おおむねチームで開いているのではないかと思う。
朝会の司会は誰が行っているだろうか。リーダーか、チーム全員の持ち回りか。
私の場合は、これまで自分(リーダー)が担ってきた。私より上位レイヤの人を含めた朝会でも、リーダーや
マネージャーと呼ばれる人が担うのを、眺めてきた。
常々、持ち回りでやりたいところだった。リーダーが毎日、司会を務める朝会は、どうも一方的な雰囲気が
漂っている気がしてならなかった。進捗を確認するにしても、メンバーは、あくまで、"進捗を確認される方"
、終始受けの立場。しかし、チームの進捗というのは、チーム全員が腹に落とすものではないだろうか。
持ち回りでやる意義は、このためにあると思う。
司会を務めるためには、自分が"何を確認すべきか"知っておく必要があるからだ。
ところが、なかなか持ち回りができない。出来ているチームには、何を簡単なことを思われるかもしれない。
しかし、出来ていないチームには、これが難しいのだ。
現場によるが、どこか、"進捗はリーダーが確認するものでしょう"という空気があるような気がする。
余計な仕事が増えるだけという、読みたくもない空気。
これは仕方ない。これまでがそうだったのだから。


"チームの計画書"が、この空気を変えるきっかけになると思う。最初に、このチームはリーダーのものでは
ないと、宣言することができる。新しいチームでは、ようやく持ち回りで開くことができた。
小さな工夫として、司会(日直)が毎朝ショートトークを行うようにすると、より朝会がいきいきとしたものに
なってくる。一日のはじまりの良いアイスブレイクになる。