The Dragon Scroll

Be just and fear not.

久々にアクションラーニングを開催した。

『質問会議』という本があります。

質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?

質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?

内容は、アクションラーニング(AL)そのもの。
ALなら、昨年の夏に実施したことがある。
実践的勉強会の開催から、1年経っていた。
ならば、再開しようということで、久々にやってみた。
質問会議を。


昨年は、友人を、ALコーチとして招いて開催したので、
非常にスムーズに行うことができたが、今回は、
自分たちで、ファシリテーションをしなければならない。


ALを、簡単に説明しておくと、

質問だけが許された会議

である。
意見は言ってはいけない


ALのセッション(会議)では、役割が3つ定義されている。
1つは、問題提起者。自分の抱えている問題や課題を提示する人。
もう1つは、ALコーチ。会のファシリテート役。
彼ら以外の参加者は、質問を行う人。


最初に、問題提起者が、問題の提示を行う。
それについて、質問だけを行い、問題の深堀を行っていく。
セッションの半ばで、問題の再定義を全員で行う。
本当の問題とは何だったのかを、参加者それぞれが提示する。
それを聞いた、問題提起者も自分で、問題の再定義を行う。
定義された問題について、具体的なアクションプランを
検討する。


そして、次のセッション開催まで、問題提起者と参加者は
決定したアクションプランを遂行する。
問題定義者だけではない。このセッションの参加者は
ひとつのチームなので、全員で、アクションプランを実行する。
セッションの最後には、ふりかえりを行う。
何週間か置いて開催する、次のセッションでは、
このアクションプランの実行結果の確認から行う。
それに対して、また、問題の定義を行う、という繰り返しになる。


今回、自分たちだけでやってみて、ALの難しさを味わった!
ALセッションの中のひとつのタスクである、
問題の再定義がうまく行かなかった。
自分たちでALをやるには、何度か、セッションをこなす
必要がありそうだ。