手段は、コンセプトに添えるだけ。

7月5日、有楽町にて、MashUpAwardに臨まんとするチームの
キックオフを開いた。
リアルに集まったメンバーは私をいれて4名。
オンラインのみだと、あと、4名のメンバーがいる。
今日から、どこまでいけるかは分からないが、
MAへの挑戦の軌跡を、このブログに残していく。

今日は、まず、サービスのアイデア出しを行った。
API一覧をハサミで切って、その種類でグルーピングしてみる。
動画、検索、テキスト解析、写真、旅行…。
それらを眺めていると、きっと、アイデアが思いつくに
違いなかった。
ところが、私は、まったく思いつかない。
いつものことだった。
MAには何度か、足を踏み入れているが、いつもアイデアが
出てこない。
APIを眺めていても、何もおもしろくない。

それは、そうだ。
APIは、単なる手段だ。
手段から、目的を導くためには、思い切った変換が
必要だ。

今回は、「まったく役に立たない」がコンセプトとして
浮かんだ。
最初は、便利な、支援的なアプリを考えていたが、まったく
おもしろくない。
おもしろくないものを作る自身は、まったくない。
だから、自分たちがおもしろいと思うものを作ることにした。

そこから先は、ひたすらブレスト。
アイデアは、ただ、おもしろければいい。
APIという手段は、コンセプトに添えるだけ。

夕方を迎える頃には3つのアイデアが生み出された。
今後は、これらをブラッシュアップする方向へと進む。
楽しくて仕方ない。
チームで、ものを作っていく楽しさは、若い頃から
ずっと変わらない。