The Dragon Scroll

Be just and fear not.

また、ここから次のレールを引けばいい。

第一回社内版デブサミから半年、3月14日第二回を開催した。
第二回を終え、感じたものは、第一回目のときと、異なっていた。
その光景を目の当たりにして、私はとにかく泣きたかった。 - papandaDiary - Be just and fear not.
開催後の次の日の朝、僕は、これで終わったんだという思いに駆られた。
そこには達成感と安堵感があった。


第二回は、開催まで紆余曲折があった。
僕は、どうしても企画の内容に納得がいかず、
途中、一人降りるつもりになった。
小手先でやるイベントでは、やる意味がないと思っていた。
このイベントに参加した人の気持ちを揺さぶるものでなければ
いけないという信念があった。
その信念を曲げるつもりはなかった。


しかし、社内カンファレンスなんて、簡単にできるものではない。
ましてや、それだけ思いを詰め込もうとするものが
簡単にできるはずがない。
たくさんの時間と、作り手と、作り手のやる気を必要とする。


毎日の仕事が、暇で、楽で、時間が有り余っているいるわけではない。
むしろ、僕が知っている限りでも、相当忙しい連中が集まってきている。
あるいは、何がしか悩みを抱えていたりする。


僕たちは、そうまでして、何のために、
そのイベントを開催するのだろう?
と開催直前に、自分に問いかけたことがある。


手を抜くのであれば、どれだけでも手を抜ける。
手を抜けば、大した仕事ではない。誰でもできる。
でも。
それで、どれだけの人が集まるというのだろう?
何を変えられるというのだろう?


どんなに大きな組織でも、一人一人で構成されている。
だから、その中の一人でも、自分たちの仕事を良くしよう、
楽しく仕事しよう、と思い、行動を始めたら、
変わる一歩を踏み出したことになる。
このカンファレンスが、一人でも多くの、変えようと
思う人を増やすことができたならば、僕は自分の
思いを果たしたことになる。


変わるために必要なものは、変えるまであきらめない意志だ。
変えるまであきらめないために必要なことは、一緒に
変えようと思う人が居ることだ。


このカンファレンスは終点までたどり着いた。
今度は、また、ここから次のレールを引けばいい。