The Dragon Scroll

Be just and fear not.

世界を変えるのは他の誰かではない。世界を変えるのは自分自身だ。

世界、世界というが、さまざまな見方がある。
それはチームであったり、組織であったり、業界であったり。
自分ひとりだけの世界も、世界の一つ。
この「世界を変えよう」と言ったときに、僕はこの
業界を変えたいという思いがある。
変えようと思い続ける気持ちを大切にしたい。


そんなことできるわけないだろう。
と笑われるだろう。
だけど、僕は、僕自身の世界を変えることができた。
組織を変える、最初の一歩も踏んだと思っている。
その次の世界もきっと変えることができるはずだ。
どんなに大きな世界も、一人一人で構成されている。
たった一人でも、世界の一員なんだ。
だから、一人一人が変わろうと思い、行動することで、世界は変わっていく。
現状を少し良いものに変えようと思い、行動するだけで、変わっていくんだ。


どんな小さな行動でも世界は変わる。
オライリーの分厚い本を読んでみる。
良いなと思った本の感想をブログに書いてみる。
今までは避けてきた分野のことを学習してみる。
小さなプログラムを書いてみる。
本に書かれていることをやってみる。
その過程と結果を、ブログを書いてみる。
いいなと思ったことを素直にブログに書いてみる。
隣りに座っているエンジニアと話をしてみる。
遠くの席の上司と話をしてみる。
誰かが作ったガジェットを素直に良いねと表現する。
誰かが書いたブログにはてなスターをつけてみる。
コミュニティに参加してみる。
コミュニティに参加して、飲み会まで出てみる。
情報処理技術者資格を取ろうとする。
ライトニングトークスをやってみる。
勉強会を開催してみる。
合宿を開いてみる。
転職してみる。
自分の話を聞いてもらう。
誰かの悩みを聞いてみる。
デブサミに行って、「すごいな。」「これ、いいな。」「自分もやってみよう。」
と思ったことを、明日からでも始めてみる。
もう世界は変わり始めている。


自分が取った行動を、他の人が見て、読んで、聞いて、
その結果、その人は、何か感じ、考え、行動を起こすかもしれない。
自分が変わることで、他の人が気付きを持つかもしれない。


だから、
凄腕のギークや、
億単位の金を動かすスーツや、
大規模プロジェクトを成功させたプロマネ
だけが、世界を変えられるのではない。


世界を変えるのは他の誰かではない。
世界を変えるのは自分自身だ。