The Dragon Scroll

Be just and fear not.

僕は、その時きっと泣く。

もうすぐプロジェクトが終わる。
7月から続いたプロジェクトが、来週で終わる。
もちろん、プロジェクトは終わるが、システムが生きるのはこれからだ。
現場で本格的に使われて、これから成長もしていくだろう。
それを手助けするのは、また別のお話で、私の役目はここで終わる。
私の役目は、ここで終わるんだ。


長かった…。とにかく。
この仕事を通じて、人の色々な側面を見たような気がする。
びっくりするような汚い部分も。人とチームが起こす奇跡も。
三十年生きてきました。 - papandaDiary - Be just and fear not.
それなりに仕事をこなしてきたつもりだった。
しかし、そこには想定している範疇をはるかに越えるような仕事があった。
きっと第三者が見たら、滑稽で、意味不明で、笑えただろう。それなりに楽しめるだろう。
でも、当事者にとっては、それをデスマという。そこは死地でしかない。
この旗を倒したのは誰だ? - papandaDiary - Be just and fear not.


少し前から、ふと考えることがある。
このプロジェクトを終え、客先から離任するとき、私は
いったいどんな顔をしているのだろうと。
笑っているだろうか。
げっそりとやつれているだろうか。
ほっと安心しているだろうか。


いや、きっと私は泣いている。
その日は、一人で酒を飲むんだ。一人で号泣するんだ。
心ゆくまで泣こうじゃないか。