The Dragon Scroll

Be just and fear not.

最近読んだ本です。

iPhone 衝撃のビジネスモデル (光文社新書)

iPhone 衝撃のビジネスモデル (光文社新書)

iPhone良いですねぇ。あのマルチタッチパネルはかなり
Coolですねぇ。まだ通信方式が違う*1という壁を乗り越える
という課題がありますが、直ぐにでも欲しいところです。
本書は、iPhoneに関するハウツー本ではありません。
まず前半では、ユビキタスとユーザインターフェースの視点から
Web2.0を捉え直しています。
Web2.0Web1.0も収入源のビジネスモデルは広告に過ぎず、
変わらないという指摘、そういえばそうやなと。
技術やサービスは異なりますが、利益の出所は一緒なんですよね。
後半で、iPhoneがなぜ革新的なのかに触れていきます。
ケータイに代わって、ユーザインターフェースの集約を実現する
可能性を秘めているのがiPhone、というお話。

入門! システム思考 (講談社現代新書)

入門! システム思考 (講談社現代新書)

ロジカルシンキングではありません。
システムシンキングに関する本です。
私にとっては衝撃の一冊。
システム思考については、少し齧っていたのですが、良く
分からず、そういう考え方があるのか、程度に見ていました。
この本を読んで、ようやくシステム思考とは何ぞやという
端緒につくことができました。
これは、はまりました。関心の幅が広がりました。
システム思考を深く学びたいと思わせてくれました。

すごい「実行力」 (知的生きかた文庫)

すごい「実行力」 (知的生きかた文庫)

行動科学について書いた本です。
平成進化論というメルマガで紹介されていたので、購入。
この薄さと定価が嬉しいですね。
この値段で、何か一つでも得るものがあれば、
丸儲けというものです。そして、期待以上にいくつかの
気付きを与えてくれました。
そっと、後ろから背中を押してくれる一冊です。

最初は、ちょっとどうかな?と思ってなかなか買う勇気が
出てこなかったのですが、師匠お薦めの一冊ということで、
購入。
潜在意識について書いた本です。
読後は、ちょっと高揚していましたね。
「心のブレーキかかってるわ!外そう!」みたいな。
勇気が湧いてくる本です。
「このタイトルどうかな・・・?」などと、
なんだかんだ難しいこと考えずに、じっくりと読んで
素直に、感じればよいのだと思います。
損するだけ、ですわ。

やさぐれぱんださん

やさぐれぱんださん

最後は、コレ。
やさぐれすぎやろ、このパンダ。


…技術系読んでへんやん。


WEB+DB PRESS Vol.39

WEB+DB PRESS Vol.39

というわけで、こちらも紹介。
特集の構成管理実践入門、必見ですね。
そして、CSS基礎講座も何気に勉強になりました。
JavaScriptRoRの新しい楽しみな連載も始まりました。
しかし、私が、最初に読んだ記事は、
アジャイル開発者の習慣」でした。


アジャイル開発の開発プロセスもあくまで手段にしか過ぎない。
開発プロセスに則っているから、「アジャイル開発」というのではなく、
アジャイルに開発する人たちが開発するから「アジャイル開発」なんだ
という考え。開発プロセス自体もアジャイルに開発するために
作り上げ、改善していく。


アジャイル開発とは何かの問いに対する答えが、これなのでしょうね。
また、熱くなりました。

*1:日本はPDC方式。世界標準はGSM方式