The Dragon Scroll

Be just and fear not.

今年を振り返る。

来週の日曜日で今年もいよいよ終了。
今年から始めたブログですが、最初は3日くらいで止めてしまうだろうと思っていました。まず、書く事が続かないだろうと。ところが、案外書けるものですね。毎日書く時間はさすがにありませんが、まだ、しばらくは続けられそうです。


今年を振り返る意味で、自分がこれまで書いたブログを読み返してみました。


go to work - papandaDiary - Be just and fear not.
会社へ行くのではなく、仕事へ行く。
そう自分に言い聞かせていました。
転職して2ヶ月、仕事にどっぷり漬かることもできないまま、時間
だけが過ぎていました。
この頃は、今年二番目に辛い時期だったかもしれません。


ふりかえり(1)〜就職活動 - papandaDiary - Be just and fear not.
自分のエンジニアライフを、入社前から思い出しながら、
残していきました。
こうしてみると、割と、色々なドラマがありました(w
本当に若いときにしか、できないこともありますよね。
若いときにしか我慢できないこととか。
まだまだ若造な自分ですが、一方で30を目前としており、
微妙な心境です。


達人が教えてくれたこと。 - papandaDiary - Be just and fear not.
3年目くらいまで、デーブトーマスの『達人プログラマー』は
私のバイブルでした。何度も何度も読みかえして。
一つ一つの言葉をかみ締めてながら。
理想と現実とのギャップにもがきながら、それでも自分を
見失わなずに、やってこれたのは、その時々読んでいた本の
おかげだったように思います。


私の資格に対する考え - papandaDiary - Be just and fear not.
資格に対する自分の考え。
出来る限り資格は取るようにしています。
今年は、情処のプロジェクトマネージャを取得することが
できました。
2008年頃には、情報処理試験制度が大幅に変わる恐れがあります。
変化を受け入れることは、勇気が要ります。
自分がこれまで得てきたものが、古い価値になりそうな気が
するからです。
来年、システムアナリストを取り、満を辞して、制度変更を
迎えたいと思います。


私の師匠 - papandaDiary - Be just and fear not.
師匠のこと。
師匠のことについては、ネタが尽きません。
一緒に仕事をさせて頂いたのは、短い期間だったのですが
私の考えにとても影響を与えた方でした。
今も、師匠の言葉を反芻しながら仕事をしている時があります。
「あの時は理解できなかったけど、今なら理解できる」
というのは、本当にありますね。


顧客とコードの距離を短くする - papandaDiary - Be just and fear not.
案件を受注したら、協力会社に丸投げして、あとはそれを
眺めているだけというSIerは多いはず。
もったいない。せっかくイニシアティブを得ているにもかかわらず。
その上、後日、プロジェクトは火を噴いて燃え盛ることも。
自分で自分の首を絞めるような感じがする。
しかし、この業界はその体質から抜けられずにいる。
私は、プロジェクト管理屋になるのはまっぴら御免です。


ドス黒いもの。 - papandaDiary - Be just and fear not.
非常に危険な時期がありました。
今年一番辛い時期でした。
仕事も家族のことも、こんがらがって悩んでいました。
自分が、真っ黒になっているのがわかりました。
そんな時、支えてくれたのが、奥さんでした。感謝です。


SeasarConference2006Autumn - papandaDiary - Be just and fear not.
今年もいくつかのイベントやセミナーに参加しました。
その中で、最も衝撃を受けたのが、Seaser2.4のHotDeployでした。
RailsとSeaser2.4、Ajax
今年、私の心を鷲づかみにしました。


誰もがアーキテクト。 - papandaDiary - Be just and fear not.
昨年から今年にかけて、バズワードと化したのが、「アーキテクト」。
まさに未曾有のアーキテクト人気といったところ。誰でもアーキテクト。
そんな簡単になれるのなら、なぜ火の海に包まれたプロジェクトは
なくならないのか?どうか、アーキテクトさんにプロジェクトを
救って欲しいと思う。


不便さを味わう。 - papandaDiary - Be just and fear not.
エンジニアのスキルは案外、本当のところは見えにくい。
結構、出来そうな方が実は、トンデモさんだったり。
見えにくい分、一度明らかになると、その後は、惨状が待っている。
ご本人も、その周りにも。


35歳定年説。 - papandaDiary - Be just and fear not.
もはや人ごとではない、35歳定年説。
30になるのは怖いが、35になると、もう怖いものは無さそうです。


ドキュメントなんていらない? - papandaDiary - Be just and fear not.
ドキュメントを軽視するエンジニアが関わったプロジェクト
だけには、関わりたくないと思う。
ドキュメントを代替するものがないプロジェクトは、既に
それだけでデスマだと思う。


誰の趣味? - papandaDiary - Be just and fear not.
システム開発は投資であって、誰かの趣味でやるものではない。
顧客の趣味でも、エンジニアの趣味でも。
新しいOSSを目の前のプロジェクトに適用してみたいと思う。
しかし、それに対するリスクの分析や効果測定、トレードオフ
考慮せずに決定してしまうのは、危険すぎる。
プロダクトの採用は、石橋を叩いても、考え続けるべきだと思う。


日記を書こうと思った。 - papandaDiary - Be just and fear not.
最初のエントリです。
とにかく30歳という年齢が近づいてきており、恐ろしく
思っておりました(そして、それは今も)。
これまでの自分を振り返るために、ブログを始め、
自分の言葉を客観的に確認し、追いました。
自分自身のことを考え、見つめ直し、そして、これからの成長を
はかる上で、このブログは有用なものとなっていきました。
書くことは、自分に気付きを与えてくれる。
来年も、きっと私に様々な気付きをもたらすだろうと思う。