The Dragon Scroll

Be just and fear not.

仕事

海岸沿いのSIerと私

履歴書を書いていて、思い出したことがあった。 海岸沿いのSIerでデブラブ*1を始めたとき、オで始まりブで終わる集まりの中の人 たちに、妙な嫉妬のような負けん気を持っていて、俺たち(海岸沿いのSIer)だってソフトウェア開発で 名を挙げてやるぜ、なんてこ…

永和システムマネジメントに入社しました。

via kakutani 永和システムマネジメントに入社した経緯は140文字では足りないし、それが1200文字になっても 足りなさそうなので、まずは、このあたりでお茶を濁しときます。 大事なことは、私にとってこれから上野で仕事をすることはとてもウキウキで、もう…

幕を引きました。

7月末を以って海岸沿いにあるSIerを退職しました。 自分が変わるきっかけというのはやはりあって、これは時々言っていることだけども、私の場合は2006年のデブサミでした。 デブサミ2006でとあるセッションを聴いて、とてもとても小さな一歩に過ぎなかったの…

仕事における「楽しい」は、必要かどうか。

移行勉強会を開催する直前に、鳥一代という店で岩切さんと飲んでいると、面白い問いかけがあった。 「仕事における楽しいは、必要かどうか。」 もちろんのように酔っていたので、詳しい内容は忘れたが、何故だかそういう話になった。 仕事が楽しくないなんて…

SIerのジレンマ

経済環境悪化の影響はIT業界には遅れてやってくると言います。ユーザ企業のシステムに対する投資 マインドが低下することは、SIビジネスが縮小することに他なりません。 こういう状況下でSIerはどのような戦略を取るべきなのでしょうか。 とにかくどのような…

エンジニアという職種は奇妙だという。

7月が終わる頃、id:daisuke_mと1年ぶりに飲んだ。 DevLOVE CI勉強会で1年ぶりに再会したid:imai78といい、何か、そういうタイミングなんだろうと思う。 お金で買えない"豊かさ"を手に入れられるのが、OSSの開発だと、彼は言う。 それは、DevLOVEのコンセプト…

コミュニティや職場で、ハンガーフライトしよう。

飛行機乗りの世界では、ハンガーフライトという言葉があるそうだ。 天候が悪ければ、良くなるまで、ハンガー(格納庫)で待つ。その間、同じように天候の回復を 待つ他のパイロットと雑談をする。この雑談が、飛行に関する貴重な情報源となっていたらしいい。 …

チームタイプ4つの基本形

稼ぐチームのレシピ作者: キャメルヤマモト出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2004/01/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見るこの本によると、チームタイプ基本形は4つに分けられる*1。 和・仲…

達人を目指す人のための指南書、2冊目。

達人を目指す人のための指南書、2冊目。プロダクティブ・プログラマ -プログラマのための生産性向上術 (THEORY/IN/PRACTICE)作者: Neal Ford,島田浩二(監訳),夏目大出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2009/04/27メディア: 単行本(ソフトカバー)…

Refactor Your Wetware.

新人の頃のことを思い出した。当時、私は、大阪のとある開発会社に所属していた。その頃の私は、 組み込み開発に近いことをやっていて、オープンシステム(Windowsを含む)に仕事で触れることは 無かった。当時、Javaがサーバサイドで爆発的な人気を博した頃…

チームに必要な2つの状態

昨年から、開発の現場をもっとワクワクする場にしたいなと思って、DevLOVEという活動を 始めました。現場は厳しいだけでも、楽しいだけでもない。もっともっと自分たちはイイ仕事が 出来る。より良い方法を学び、それを実践していく。DevLOVEというコミュニ…

会社にビジョンは必要か?

会社にビジョンは必要か? 先週の金曜日に有志で集まって、そんな話をした。ここで集まった有志というのが人数の多さもさること ながらメンツが凄かった。社内でも尖がってる人たち*1がそこにいた。 普段なら、こういう熱い場にきそうも無い人もいる。彼らを…

開発の現場に必要なのは、"アジャイルっぽい開発"ではない。

1年近く携わってきたプロジェクトが、そのシステムの カットオーバーを待たずして、終了する、その喪失感と 言ったら、どれほどのものか。空虚。 しかし、開発側以上に、顧客の方の思い、その思いの深さをこそ 推して図るべしだろう。 "ちょっとした規模"の…

コミュニケーションで爆発しないための3つのステップ

世の中には様々な人がいるもので、コミュニケーションにおいて 怒りにまかせて爆発してしまうということは、よくある話かもしれない。 相手に爆発する前に、自分の中で、安全に爆破処理を行うための ステップを3つにまとめてみた。 (1)相手を基本的には好き…

デスマになってしまったプロジェクトを乗り越える、 唯一の手段。

いつの間にか、気がついたら、デスマーチの先頭を切って、行進してました。 という話が本当にあるから、怖いですね。 今回のデスマも、相当、デスマ度の高いデスマだが、 いままでのデスマとは異なる点がある。 仕事をしていて、楽しい。 え、それ、本当にデ…

強いチームとは、どんなチームだろうか。

「強いチーム」とは、どんなチームだろうか。 チーム解散前に、このことを、しばし考えていた。 たとえば、今回の私のチームは、方式設計がメインミッション だったのだが、全員が持っていた共通認識は、 「球拾い」だった。 華々しく、要件定義を行う業務チ…

チームの解散。

頭が痛い・・・。 新宿で、ひたすらビールを飲んでいた。 埼玉の自宅に帰る頃にはすっかり冷めているんだけど、 頭痛とけだるさは残っている。 今日は、プロジェクトの要件定義フェーズの打ち上げを行った。 最初はうちのチームだけで飲むつもりだったが、最…

メールを書くのをやめた理由。

メールを書いたり、さまざまな人に対して根回しをして、 今日もコードに触らなかったな、なーんて一日を終えたとき、 自分たちがやっていることは、本当にベストなものなのだろうかと ふと思った。 担当者、自分たちのチームにとっては最適となる動きを とっ…

Teedaか、SAStrutsか。

今の仕事でSAStrutsを採用することを決めた。 TeedaとSAStruts、いずれを取るか、8月いっぱいをかけて チームで検討してきたが、結果、SAStruts。 チームで、両方ともサンプルを用意してもらい、眺めてみる。 今回のプロジェクトの開発規模は、かなり大きい…

自分たちの仕事に、進化をもたらすために。

社内で要件定義の方法論についての勉強会をほそぼそと開催しています。 会の師範代が相当尖がっている方のため、本当に少数ですが、 楽しい。 自社で開発した方法論を持っているSIerは、いったいどのくらい いるのだろうか。 かつ、その方法論が、現場で生き…

相手が大切にするものは、やっぱりこちらも大切にしたい。

客先に常駐をしていると、頻繁に挨拶の声をかけられる ことに気がついた。 まったく顔を知らない人にも、挨拶をしている。 私が、ゲストカードをぶら下げていても、関係ない。 それどころ、オフィス外の各社共有部分にあたる、 フロアの廊下ですれ違っても、…

残業しているとなんとなく偉いという都市伝説。

「残業していない人は仕事をしていない。」 「残業している人が、偉い。」 という議論は、くだらなくて、死にそうになります。 こんなエントリを残して、はてなのDBサーバの中で1KB消費してしまうこと、 このエントリが目にとまって、読んだときに失われたあ…

彼らは、自分たちの哲学に則り、実際の行動を起こす。しかも徹底的に。

社会に出て、8年経った。あと4ヶ月で、30歳になる。 自分が新入社員だったときに居た、29歳の先輩のことを 思い出した。 私の最初の職場は、29歳の彼が一番若手になるという、 かなりおっさん率の高い職場だった。 なぜか、今や、彼のことを、何も思い出すこ…

何の花か、僕にはさっぱり分からなかったが、花は咲き誇っていた。

31日は、本稼動前の待機で、徹夜だった。 バッチが一通り流れた後、客先のオフィスで、机に突っ伏す感じで僕は仮眠を取った。 ふと目が覚めると、上半身に何かが掛かっているのが分かった。 誰かが、ひざ掛けか何かをかけてくれたらしい。お客さま側のプロマ…

僕は、その時きっと泣く。

もうすぐプロジェクトが終わる。 7月から続いたプロジェクトが、来週で終わる。 もちろん、プロジェクトは終わるが、システムが生きるのはこれからだ。 現場で本格的に使われて、これから成長もしていくだろう。 それを手助けするのは、また別のお話で、私の…

この思いだけは、逃げようとする私の襟首を捕まえて離さなかった。

私が、去年の夏から手がけているプロジェクトが、今月末に終わる。 私の短いエンジニア人生の中で、最も多くの辛い時間を 過ごすプロジェクトになってしまった。 私はこのプロジェクトで、とにかく自分を殺すことに 徹していた。前に進めることだけを考える…

自分ふりかえりをしよう。

あけましておめでとうございます。 なぜか、昨年の夏以降のことはあまり思い出せないのですが 新しい年も始まったことですから、気持ちを新たに、 生きて行こうかと思っています。 この年末年始は自分自身のことを考える時間がありました。 いかに日頃の忙し…

SI企業がIT企業になれない4つの理由。

IT企業とSI企業を明確に分けて考えたとき、疑問に思うことがある。 それは なぜIT企業にはできて、SI企業にはできないんだ ということ。 IT企業が手がけているサービスや試みに対して、なぜSI企業は 無縁であり、あるいは無関心なのか。 ここでいう、IT企業…

この旗を倒したのは誰だ?

SI企業は、請負開発の場合、顧客から案件を受注し、人月ベースで 見積もりを行い、開発を行っていく。 当然、原価を抑えることができたら、その分収益は増える。 如何にして、原価低減を行うかが、肝になる。 開発のコストは、ほぼ人件費である。 そのため、…

やり方を改善する。

極力、お客様やパートナさんのところに乗り込むことにしている。 現場の雰囲気が好きというのもありますが、やはり、最前線で 得られる情報量と質が違うというのが、その理由。 そこでは、表情を見ることができる。 例えば、週一回程度の進捗会議で、数字を…