The Dragon Scroll

Be just and fear not.

所属から提供へという「複業」の時代に、The Agile Guildというギルドを立ち上げました。

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先日The Agile Guildという任意団体を立ち上げました。

theagileguild.org

詳しい有り様はこのサイトに書いているので、内容はそちらを見ていただくとして、そもそも「なぜこのような組織形態をはじめたのか」ということについて、ここでは触れておきたいと思います。

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さあA列車で行こう。それがだめなら走って行こう。

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 3月15日、ジュンク堂池袋本店でカイゼン・ジャーニーのトークイベントを開催しました。私のお話の中でも触れたように「ジュンク堂池袋本店」のさらに「トークイベント」は、私にとっては特別な場所です。特別な場所では特別な話をということで、今回のトークイベントでは自分自身についての話をしました。

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「カイゼン・ジャーニー」という本を書きました。

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  2017年の後半は書籍づくりをしていました。カイゼン・ジャーニー」という本が2018年2月7日に出る予定です。

 プロダクトづくりを上手くやっていくためにはどうしたら良いか?いろんな問題に遭遇しますね。チームで開発するためにはどうやる、開発チームの外側にいる人達(プロダクトオーナー、ステークホルダーetc)とはどうやる。

 しかも、まだこれから周りを巻き込んでいかないといけない、なんて状況(つまり一人きり)だと何からどうやって始めるのか難しく感じることでしょう。

 「でも、やるんだ」と。思いに駆られている人に向けて書きました。自分自身のこれまでを思い起こしながら。一人のときはどうしていただろう。はじめてチーム開発をしたときは? チームの外へ越境したときは何が助けになったのか、と。

 カイゼン・ジャーニーはソフトウェア開発、チーム仕事するためのガイドラインであり、置かれている状況を変えるための越境の手引書とも言えます。

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12月に楽しんだ8冊。

ようやく、いろいろなことが一段落したので、この休日は久しぶりにどっぷりと積読を読み尽くす業をしています。12月だけで24冊読んでる。

興味深かった本をいくつかご紹介。

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越境をエナジャイズするためだけの会社。

https://www.instagram.com/p/BSiE_CRAMLh/

エナジャイルという会社を立ち上げました。

6月1日の登記ですから、実はもう1ヶ月経過しています。早いものです。契機は、デブサミ2017で話した 時を超えた越境への道 のとおりで、越境し続けてきたから、自分のいまがあります。また、誰かの越境があるからこそ、事業やサービスの立ち上げを支援することができ、立ち会う楽しみが得られます。

越境とは、これまでの延長にはない何かへの挑戦、企みであり、自分一人ではそう何度も、経験することはできません。何度もというのは二度や三度と言ったレベルではなく。毎月のように何かが生まれる瞬間に立ち会っています。

当然のごとく、乗り越える壁の高さや、絶望的な思いに駆られることもあります。それでも、乗り越えたときに得られる達成感、乗り越えるために得られた学び、そしてそれを分かち合う相手がいるというのは、実に楽しいものです。

だから、越境をエナジャイズするためだけの会社を立ち上げました。エナジャイズとは、エナジーという言葉に通じ、活性化させるとか、元気づけるとか、といった意味があります。

誰かの越境をエナジャイズする。それは、コミュニティとしても、企業活動としても、これまでやってきたことでもあります。一方、コミュニティだからこそ、また利害関係として、踏み込めなかった所もあります。何が起きるのか、どこへ行けるのか、分からない所がまだあるからこそ。今一度、制約や利害を超えて、踏み越えてみたい。

こうした「十分すぎるくらいいい大人なのに、ちょっと理解しがたい企み」に乗ってくれた僚友たちに感謝し、新たなけもの道を行きたいと思います。